過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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893:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 21:24:32.05 ID:IRS+Zhfdo
氷芽 「そうね、そんな物騒な存在、抹消してしまいましょう……」 チャカッ

蓮路 「ちょ、チョット待て、そ、そそそそれ、拳銃じゃないか!? モノホンなのか!?」

氷芽 「モノホンって面白い人ね……くす」 スッ

蓮路 「ちょちょ、ちょーっと待つのだ! ブルーキューピーの着ぐるみを貫いて拳銃を向けるのはやめるんだ!!」

清流 「そうだよヒメちゃん。一応言っておくけど、ここ大通りだし……すごい注目浴びてるんだけどね」

氷芽 「……チッ、命拾いしたわね」

蓮路 「ほっ……、助かったぞせいりゅーとやら。今回だけは恩に着ようではないか」

清流 「きよるって読むんだけど、ね……はぁ」


 その客引きもまた、ラブホテルの為であり、強いて言えばちくわ大明神の為となる、というのが社長の天野命談であるが、
何故キューピーの格好をさせられなければならないのかと、いい加減理不尽にも感じ出した俺はその着ぐるみを堂々と脱ぐのである。
何故か道端で面白そうに見ていた子供達が悲鳴を発する中、俺は彼等に向き直る。


蓮路 「少し休憩にしないか? ……例のデータも集まったのだろう?」

清流 「そうだね、未羽ちゃんが見抜いた存在の一人のデータはこのファイルに収まっているよ」

蓮路 「……ナンダ、ソレ」

清流 「USBタイプのメモリーカードじゃない。……まさかそんなコトも知らないの?」

氷芽 「この生き遅れのおっさんは、本当に使えないわね……」

蓮路 「と、とりあえずだな、未羽も連れて近場の喫茶店にでも寄ろうじゃないか、うむっ!」


 未羽が対象の負を感じ取り、その存在のデータをかき集める。それが諜報員の仕事である。
その役割を担う二人と、神埼未羽を連れた俺は、近場の喫茶店でテーブルを囲う形になった。

 が、何故か未だに存在するブルーキューピーこと東堂氷芽。皆着ぐるみを脱いでいるのに、何故そのままの姿で喫茶店に入ったのか。
そのお陰で、店員に>>894なんて言われてしまうのだ。


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