過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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908:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:43:43.17 ID:IRS+Zhfdo
 その連鎖が重なり、上坂葵はとうとう……オタクが嫌がる話題をまくしたてた。

 葵 「きっしょい、きしょいきしょいきしょいっ!!」

 葵 「島風? はぁ!? これただのうさ耳バニーだよねっ!?」

 葵 「何でこんな格好にオタクは簡単に釣られるの? それって要するにバカで単細胞だからじゃないのっ!?」

 葵 「何が萌え〜よ! 世の中見なさいよ、あなた達なんて、所詮ただの財布にしか思われてないんだから!!」

 葵 「財布よ? そこからお金を抜き取られたらただのゴミ。社会のゴミ! ゴキブリ以下なの!! 分からないかなっ!?」


 オタクに突きつけた現実。それを、オタクが好む衣装で捲くし立てるのは、割と有効なようで。
レイヤー目当てでカメラを片手にしていた連中は、彼女の豹変に途端怯み、その隙に俺は彼女の手を引いて逃げ出すことになる。

 そうして路地裏、俺と彼女は座り込む形で互いに呼吸を整える事となる。

蓮路 「はぁ、はぁ、はぁ……ココまで来れば大丈夫だろう」

 葵 「はぁ、はぁ……はっ!?」

蓮路 「ん、どうした上坂」

 葵 「……手……」

蓮路 「ああ、逃げ出す際につい。……悪かった」

 葵 「…………」

蓮路 (……途端気まずくなったぞ。どうすんだこれ。……しかもまだ島風の格好のままで)

蓮路 (ミニスカ越しにあそこが、あそこが丸見えで……うぉぉぉぉ……!!)

 葵 「…………」

 葵 (どうしよう、折角助けてくれたのに、恥ずかしいしお礼もしないとだけど、何も浮かばないしで)

 葵 (おまけに変な娘だってガン見されてるし、私どうすればいいんだろう……!)

蓮路 (何か考え事をしているようだが、身を捩じらせて……眼福じゃのう……!!)


蓮路 (……だが待て、俺は果たしてこのまま眼福を拝んで良いのだろうか)

蓮路 (否ッ! 俺の仕事は西岡卓司の更正……とか、もうどうでもいいかなー)

蓮路 (今は……>>909しよう……)


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