916:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:28:12.08 ID:IRS+Zhfdo
葵 「あ、でも待ってください。……西岡さん、今、提督コスに注目しました……!」
葵 「間違いありません。現役艦これらーです!」
蓮路 「艦これらーとか誰も言ってないだろそんな略称」
葵 「提督コスに興味津々ですねぇ……。私、寝取られたらどうしよう……!」
蓮路 「その発想が分からん! が、ふむ……上坂はあんな親父が趣味なのか」
葵 「ち、ちがっ! そんな事ないですけど、その……年上は割りと好きかもー、とか……なんちて……」
蓮路 「西岡が動いた! 追うぞ!!」
葵 「って、話聞いてくれてないし……。……分かりましたー、行きますよー……」
西岡卓司は提督コスチューム、時価八万円を即決購入。そして再び違うアニメショップを巡り、些細ではあるが買い物を続けていくのだった。
その資金は生活保護から下りている。それを思うがままに使う西岡を見て、思う所も勿論あるのだが……。
蓮路 「……妙だ」
葵 「妙、ですか?」
蓮路 「アイツ、提督コスを購入したが、他にも次々とグッズを購入している」
葵 「バッヂやピンナップ、ポスターとかもそうですね」
蓮路 「全部……艦コレかと思えばそうでもない。随分と幅広い趣味をしている。それはいい」
蓮路 「……だが、行動に迷いが無い。提督コスの他に高い買い物をしたといえばなんだ?」
葵 「……プレミアが付いていたエロゲー、でしょうか」
蓮路 「何故そんなに振る舞いが良い。……ナマポとはいえ支給額は知れているぞ」
葵 「確かに、随分な豪遊っぷりには感じます……。でも……」
蓮路 「調査漏れがあるかもしれん。……もう少し西岡と接触するのは様子を見て、数日ヤツを追うぞ」
葵 「数日もですかっ!? 数日も二人きりだなんて……///」
蓮路 「何か裏があるような気がする。そして、そんなに金を使える男が変わりたいと果たして思うだろうか……」
そう、もし貯金が大量にあるのならば豪遊も可能。しかし、調査によればこの男はまるでまともに働いておらず、
貯金も推定で計算しても、40代男性の貯金額には到底及ばない。
なのに、高価なモノを一日で、迷いも無く惜しげも無く、次々を購入し、両手を紙袋で塞ぐ西岡卓司を睨む。
その男の裏で、もう一つの繋がりがある事を、俺達はまだ知らないのである……。
―――― つづきます
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