過去ログ - むりやり小説ゲーム 四番館
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934:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/18(土) 22:07:59.34 ID:fp0Cq78Zo
 葵 「……もしかして、裏切り者を始末しに来たとか?」

蓮路 「裏切り者? 何の話だ?」

 葵 「コスプレの命令を無視して、おまけにちくわの舞すら踊らないで」

 葵 「組織にとって、裏切り者以外の何者でもないじゃないですか」

蓮路 「いやいや。っていうか、そんな心境でいたのか?」

 葵 「或いはもしかすると、私が本当に組織にとって裏切り者という存在かもしれませんよ……?」

蓮路 「……俺には例えお前が裏切り者だとしても、確証がない」

蓮路 「それに、お前は俺が任された部下……といっても、上坂の方が先輩にはなってしまうが」

蓮路 「その……、何と言うか……」

 葵 「……もしかして、浅岡さん……ううん、蓮路さん……」

 葵 「私の事を心配して来てくれたとか……?」

蓮路 「……悪い、か……?」

 葵 「…………」


 彼女は暫くの間、無言で俯いていた。不味い事を言ってしまったかもしれないと、俺は発言を悔やんでしまう。
だが暫くして、俺は何故か彼女の家のソファで、紅茶を頂くハメとなってしまっていた。

 上坂は今では何故か上機嫌である。何故だろうと視線を向けた先には、鼻歌交じりにお菓子を用意する彼女の姿が見えた。


 葵 「すんすんす〜ん……すんすんす〜ん」

蓮路 「何で某CMで流れていた歌を歌っているんだ……」

 葵 「という訳で、クッキー焼いてみました! 食べてくれます……?」

蓮路 「え、あ、どうも……って、何か作ってると思っていたら、クッキーを焼いていたのか……」

 葵 「……良かったら、お菓子と紅茶もたくさんありますし、ゆっくりしていってください」

 葵 「……この家、私しか居ませんし」


蓮路 (こ、この発言は……もしや、俺に>>935しろという期待の表れか!?)


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