977:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[では名前からお察ししまして]
2014/02/02(日) 21:11:56.61 ID:pogEWvlQo
―― 世の中には、自殺を崇高に捉えている集団が居る。だが、その集団は声を大にして、自殺を推奨する事はない。
では何故、自殺グループなんて存在が有り、所属している人々が居るのか。それはその場に居合わせないと分からないものである。
女性 「やめなさい、飛び降り自殺なんて全くもって下らない死に方よ!」
男性 「良いんだ! 俺はもう人生詰んでる! どうしようもないクズなんだ!!」
女性 「そうやって、自殺をつまらない逃避の手段の一つとして、捉えないで頂戴!!」
男性 「な、何を言ってるんだ、お、俺にはそんな話、関係ねぇ!!」
女性 「いいえ、大有りよ。困るのよ、無駄で、尚且つ下らない自殺手段を用いられて、自殺というイメージが下がるっていうのが」
その男性、逸喪 志二男は自殺の常習犯だった。しかし、この男には勇気という概念が殆どなく、
自殺しようと試みても、いつも未遂に終わるか失敗に終わり、その度に引篭もるというどうしようもない男であった。
だが、その男がこのスーツの女性に自殺を止められているという事自体が異例であり、
男は動揺し、そして困惑するのである。何で警察でもなんでもない女が、訳の分からない理屈を並べるのか。
女性 「……アナタ、そんなに自殺がしたいのかしら?
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