過去ログ - はぐれ勇者の幻想殺し改訂版 -SS速報VIP

過去ログ - はぐれ勇者の幻想殺し改訂版

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118: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:17:37.32 ID:xlhhWqVD0
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研究所の機関部を外から破壊することに成功した上条はすぐにその場を離れるつもりだった。
しかし立ち去ろうとする上条と美琴の前に二人の少女が立ち塞がる。

以下略

119: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:20:58.59 ID:xlhhWqVD0

「ちょっと、大丈夫？」

「ん？」

以下略

120: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:27:27.36 ID:xlhhWqVD0

「やーっと、観念したか？　ちょこまか逃げ回りやがって、面倒臭いったらありゃしない」

以下略

121: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:28:36.07 ID:xlhhWqVD0

「躱され――いや、私の電撃が強制的に曲げられてる!?」

美琴の放った電撃の槍は確かに女へと直撃したように思われた。
だが絶対のタイミングだった筈の電撃は、どういう訳か女を避けるようにして後方へと受け流されてしまう。

以下略

122: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:32:49.43 ID:xlhhWqVD0

（取り合えず美琴だけでも逃がさねえと!!）

ここは野外であるため、美琴にとっても磁力を使って移動できるような場所が存在しない。
上条は激しい痛みを感じながらも錬環勁氣功の奥義を止めることをしなかった。

以下略

123: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:34:38.80 ID:xlhhWqVD0

そして上条は女の方に再び意識を向ける。
もちろん美琴と言い争いをしている間も、女から集中を解いていたわけではない。
しかしその間、女は上条達に攻撃してくるような素振りを全く見せなかった。

以下略

124: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:35:42.64 ID:xlhhWqVD0

（コイツ、『幻想殺し』を知っている？）

多重能力者というのは恐らく氣を使った戦闘と『幻想殺し』を見て言ったのだろう。
確かに知らない人間から見たら、そう見えるのは不自然なことではない。

以下略

125: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:39:11.07 ID:xlhhWqVD0

「意識はある筈だぜ、手加減したからな」

以下略

126: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:41:32.57 ID:xlhhWqVD0

「じゃあ最後に一つだけ、今後は俺達に手を出さないって約束してくれ。　そうすればこれ以上お前に手は出さない」

今回はたまたま研究所に対する襲撃者を迎撃するという形で、女と美琴は対峙することになった。
本来なら目的を達成できなかった今、裏の人間である女が美琴を狙う必要はなくなった筈だ。

以下略

127: ◆9/az4w3BCHO.[saga]
2013/12/31(火) 21:43:43.03 ID:xlhhWqVD0
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「んあっ、ふああああぁぁっ!!」

以下略

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