過去ログ - 野原しんのすけ(15)「ねえヘタレのオジさん、言葉のままに歪めてみれば〜?」
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2013/12/09(月) 01:48:11.07 ID:YLCCLXF50
鈍い音を立てて、アウレオルスの身体が壁に叩きつけられた。
彼は直ぐに起き上がり、信じられない様子で上条に問いかける。
「唖然、何をする!?いやそれ以前に何故私はまだ生きている……?」
上条は答えず、ただ彼をにらむ。
上条当麻には、己がこの男対しにすべき事が解っていた。
「そんな事はどうでもいい、なあ、一つだけ答えろ。錬金術師」
『助けたいと望んだ存在が既に助けられていた』?だからどうした!
たったその程度の理由で『全て』を諦めるなんて、絶対に賛成できない!
「お前は何がしたかったんだよ?本当にそれは『もうできない事』か?お前がしてきた努力は、生きて来た事は、本当に無駄だったのか?」
一瞬あっけに取られた後、アウレオルスは激昂する。
アルス=マグナ
「憤然、どの口が言うか!?禁書目録の少女の呪われた運命を変えるなど、我が『黄金錬成』を打ち破る貴様の『原石』の他にあらぬだろうに!?」
上条当麻は拳を構える。
「ああ、だからかかって来いよ錬金術師。あんたから『希望』を奪ったこの右手で相手してやるよ」
「とうま!?何を言っているの!?」
錬金術の奥義に到達した魔導師を挑発する上条を心配して、インデックスが声を上げる。
「まあオジさんが怒るのも無理ないけどね。一応説明すると、上条君がインちゃんが何も忘れなくて良いようにして、オラが原典級霊装を使って記憶を取り戻したんだゾ。そういう事だからオラもオジさんの相手するゾ」
「しんのすけまで!?」
「そういうわけだ、構えろ錬金術師。思いの限り俺達元凶に怨みや怒りをぶつけてみろよ!!」
「フフッ……ハハハハハハハハハハ!!いいだろう!おいっ女!」
アウレオルスが、姫神を呼ぶ。
「何?貴方が望むなら。私も一緒に闘う」
「毅然、それには及ばない。忌々しい『原石』共と闘う前にコレを渡しておくだけだ。『貴様の為のケルト十字』をな」
アウレオルスは上条としんのすけの方を向く。
「本当にこの私とやり合う気か?後悔する事になるぞ。依然、『黄金錬成』は問題なく使えるのだからな」
上条が応える。
「ああ、本気じゃなくちゃ意味が無え。お前はこれから、テメエの中に有る余計なモンを全部ぶちまけて、それでも自分に残った『大事な物』を見つけるんだ」
しんのすけが続ける。
センセイ
「舐めないでよね、オラの魔術の『師匠』は其処に居るインちゃんだゾ?」
「必然、ならば私から見れば孫弟子か。なるほど最期に良い死合ができそうだ」
「なるほどな、あんたとインデックスはそう言う関係か。なら尚更これで最後になんかさせないさ」
「そーそー、それこそインちゃんが『救われない』話ですからな」
「漠然、意味を理解しかねるな」
「闘えば直に解るゾ」
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