過去ログ - 野原しんのすけ(15)「ねえヘタレのオジさん、言葉のままに歪めてみれば〜?」
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349:>>1 ◆aMcAOX32KD1b[saga]
2013/12/13(金) 00:11:53.31 ID:yj+jwJLP0

「ごっ……がっ!?」

「上条君!?」

上条を心配して、しんのすけが駆け寄る。
そんな二人に対し、勝利を確信したかのように、アウレオルスが高らかに言う。

「断然、効果が在ったようだな『原石』、どうやら貴様の『幻想殺し』とやらは右手、それも拳のみに宿った能力のようだな」

「……正確には『右手首から先』だけどな。くそ、右肩がイカレちまったじゃねえか」

「必然、着弾と同時に衝撃の塊となる魔弾。周囲の骨は砕けていよう」

上条の右手が使えなくなったと知り、ステイルが毒づく。

「くそっ万事休すか!?」
                  コレ
「何言ってるのステイル君、オラには『軍手』が有るじゃない」

しんのすけが上条の肩に触れ、一瞬の光の後、肩から手を放す。

「……ん。ありがとうな、しんのすけ」

何事も無かった様に右肩をグルグルと回す上条、一方のしんのすけは、少し不安を感じていた。
実はこの手袋には5回という使用回数制限が有る、また5回使い切らなくても、現れてから30分間が経つと消えてしまう。
先程の様なことはあと何回もできないのだ。

(トランプを一枚消費してまた軍手出すなら別だけど……)

呪文を唱える隙を、眼の前の錬金術師があたえてくれるとも思えない。
顔にこそ出さないが『さて、どうしたものか』と考えていたしんのすけの耳に、インデックス達の話し声が聞こえた。



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