過去ログ - 野原しんのすけ(15)「ねえヘタレのオジさん、言葉のままに歪めてみれば〜?」
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2014/07/15(火) 21:18:58.02 ID:u0ZnMicJ0
「くそっステイルに集中攻撃かよ!?」
ステイルと巨人の間に身体を入れ右手を構えた上条が毒づいた。
しかし巨人は上条を無視し、(元々ナタリーが操っているのだが)体格を生かしてほぼ真上からステイルに拳骨を振り下ろす。
「アクション・ヨーヨー!!」
しんのすけが巨人の肘にヨーヨーを巻き付け、背負い投げの要領で全身の力を使いワイヤーを引っ張る事で
ギリギリその拳はステイルをかすめるにとどまった。
「上条君はオラを支えて。オラ一人じゃチョットこれきつい」
ワイヤーを引きちぎろうと腕を引く巨人と、その場に踏ん張る事で綱引の様な状況になった
しんのすけが上条に助けを求める。
「お、おう解った」
上条が応え、しんのすけを支える。
ナタリーは巨人に腕を引かせる動作を続けながらも、視線をステイルから外してはいない。
「これはまずいゾ上条君。ステイル君はもう、火の玉を何発も撃ってるしね」
「えっそれはどう言う……あっそうか魔力の元は!?」
「そ、『生命力』。だから使うほど『体力』も減っていくし、疲れれば動きも鈍くなるからね」
「さっきのパルツィバルみたいにか」
しんのすけと上条が話す通り、ステイルは既に肩を上下させている。
あとそう何度も攻撃を躱したり防いだりは出来ないだろう。
一方ナタリーはと言うとこの膠着状態から脱する方法を思いついたようだった。
「なるほどね。そのワイヤー、かなりの強度を持つみたいね……『がしゃどくろ』!力ずくで振り回しなさい!!」
ストロー
指揮棒をグルリと回す。
すると指示を受けた巨人が、その腕を大きく回した。
「うわっ!?」
「おおおおおお?」
上条はしんのすけから引きはがされ、しんのすけはワイヤーと共に振り回された。
何回転かの後、巨人の肘に巻き付いていたヨーヨーが外れしんのすけは飛んでいく。
そしてある意味で上条当麻以上に運の悪いことに定評のある少年、ステイル・マグヌスは、しんのすけが飛ばされたその先に立って居た。
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