過去ログ - 野原しんのすけ(15)「ねえヘタレのオジさん、言葉のままに歪めてみれば〜?」
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◆aMcAOX32KD1b
[saga]
2014/07/21(月) 02:48:23.23 ID:xV1SwP6P0
第17話『雷神の槌』【ミョルニル】
突如室内であるにもかかわらず降り出した雨は、骨の巨人『がしゃどくろ』を溶かし崩していった。
そしてやがて雨は止み、雨雲も消えていく。
ナタリーはただ呆然と立ちつくし、その様子を眺めていた。
「こっ……これはまさか、『アラ・コラ・マイッタ・マ・イッカ法術』の『ヘンジル空間』!?」
そんな時、インデックスが驚きの声を上げた。
「『ア法』!?なぜアウレオルスが『ア法』を使えるですか!?」
彼女とは分離以前に得た記憶・知識を共有する魂の双子であるヨハネもまた、信じられない現象に驚き、空間を変じた当人アウレオルスへ問い掛ける。
「唖然、私にも何が如何なっているのか……だが不思議と『黄金錬成』が発動すると言う『確信に近い自信』が有った。この剣の効果なのだろうか?」
手にした『新AZOTH剣』をまじまじと見つめながら、アウレオルスが答えた。
「その剣は確か、しんのすけが創ったのでしたね。なお、『複数の記憶を組み合わせて』とのことでしたが」
「しんのすけは『ア法』を知ってたのかも」
「そういう事。まあオラ自身が使えるわけじゃ無いけどね」
ナタリーが呆けている今の内にと、仲間のもとにパルツィバルを運んで来たしんのすけが答えた。
「アウレオルスお兄さんの『黄金錬成』と『ヘンジル空間』は似てたからね」
この空間内であれば、『黄金錬成』を三沢塾と同じように使えるはずだと、アウレオルスに話す。
「愕然、『ただの暗器銃じゃ無い』とは言っていたが、無限の火薬と衝撃の魔弾だけではなかったのか」
「他にも刀身の回転射出とかもあるけど、やっぱり一番の目玉は『ヘンジル空間』作成機能だゾ」
サプライズ
悪戯が成功した子供の様な無邪気な笑顔で、しんのすけは自慢げに語る。
「つまりこの『新AZOTH剣』が有れば、何処でも『黄金錬成』の使用が可能と言うわけか」
「おっ、名前付けたんだ。じゃあついでにこの『手袋』にもなんか良い名前を……」
横になったステイルを両手で触りながら、しんのすけがアウレオルスに言う。
アスクレピオス
「む?固有の名称は無かったのか。ならば、そうだな『魔法軍手』と言うのはどうだ?」
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