過去ログ - 八幡「今日から俺はイエスマン?」神「そうじゃ」
1- 20
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/13(水) 16:15:28.32 ID:uBdIo5eT0
八幡(なんだかんだあって、ゲームも終盤。雪ノ下と陽乃さんはかなり強かったけど、
俺たちもかなり練習したというわけでゲーム5ー5で先にこちらが3ポイント先取し
マッチポイントまで来た。しかしあと一点というのに中々取れずに後1本取られたら
デュウスになってしまう)

戸塚「八幡実は僕君に隠してたことがあったんだ」

八幡「なんだ。こんな時にいきなり」

戸塚「こんな時だからさ。隠し事ってのはテニスの技なんだけど、その技がまだ完璧じゃなくてね。
成功する確率は50%ってとこなんだ。でも成功すればきっと二人に勝てると思う」

八幡「なんだ。そんなのがあったのか。最初から使ってくれればいいのに」

戸塚「こういうのは最後に使うからかっこいいんじゃないか。
それで使ってもいい?」

八幡「もちろんだ。俺はお前を信じてるからな」

戸塚「ありがとう。ただこの技を使うと八幡の出る場がなくなるけど、そこはごめんね
じゃあいくよ」パァン

八幡(戸塚はそういってサーブをうったがなんてことはないただの乱打をしているだけだった
だが先ほど少し違和感を感じる。まだ数球しか打っていないのでわからないが、ボールが戸塚の方にしかいかない)

陽乃「まさかゆきのちゃん、戸塚くんにあれを教えるとわね」

雪乃「ええ、練習していて気付いたの。彼にはこの技が出来るほどの技量があると
しかしまだ完璧じゃないはずだけど、まさかここで使ってくるとはね。しかも成功させているわ」

陽乃「彼中々やるわね。少し舐めてたかもしれないわ」

・・・・

八幡(よく見ているとボールはある一定の位置にしか返球されてこない。
こ、これはまさか!)

戸塚「八幡どうやらやっと気付いたようだね。そう僕の使ってる技は僕の周りに一定ののゾーンを作り
そこにしかボールを打てなくするのさ。まぁ僕が作ったゾーンだから『戸塚ゾーン』ってとこかな」

八幡「まさかそんな技があったとはな。びっくりしたぜ」

・・・・・・・・・

陽乃「ゆきのちゃん、どうする?ボールがあそこにしか返せないんじゃ一生終わらないわよ」

雪乃「大丈夫よ。姉さん。この技は確かに完璧に使いこなせたら恐ろしく強いけど
まだ彼は完璧ではない。つまりいつかボロがでるってこと。その時がきたら一気に勝負を決めるわよ」

陽乃「さすが、ゆきのちゃん。相手をクタクタにさせてそこをついてボコボコにするなんて私でも思いつかないよ」

雪乃「そういう言い方はやめてくれるかしら。というか姉さんのほうがもっとえげつないこと思いつくでしょ」

陽乃「えーどうかなー」

・・・・・・・

戸塚「はぁはぁ、八幡戸塚ゾーンはもう少ししたらなくなる。その前に勝負を決めて欲しいんだ」

八幡「でもボールが戸塚の方にしかこないなら、俺にはどうすることもでない」

戸塚「ボールは僕の方にしか来ない。それはどういうことかというと、僕の対角線上しか通らないってことだ。
つまり君がネット前に出れば、後はわかるね?」

八幡「そうか!絶対戸塚のとこにボールは返ってくる。つまりネットのどの位置を通るかわかるってことか。
よしいくぞ!」パァン

小町「イン!お兄ちゃんたちのポイント」

雪乃「な!やられたわ。あの男の存在を完璧に忘れていた」

陽乃「まー負けはまけだからしょうがないか」

結衣「ゲームセット、勝者八幡戸塚ペア」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
97Res/65.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice