28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/11(月) 22:36:13.56 ID:3fMmVyzW0
佐藤は黙ったまま浴槽にも入ろうとしないので、仕方なく私は声をかける。
「怒鳴ってごめん。寒いし、浴槽入りなよ」
「う、ん……あの」
「うん、ごめん。ガキ臭いことした。ちょっと一緒に登校してみたかった。そんだけなの」
「あ……」
「あんたいつも一人で登校してるって、朝練行く時友達が見たって言ってたわけ。寂しくないのかなあって」
多少気恥ずかしさを覚えながら、私は早口で捲し立てた。
「私こんななりしてるけど、なんかそういうのって気になるというか。しかも、何かその友達が憂いを帯びてるとか何とか言うわけよ」
「あの……」
「それでさ、何か気になって……って、早く入りなよ」
「立ち上がれない……」
「あ」
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