30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/11(月) 22:55:10.57 ID:3fMmVyzW0
「……痴漢されるための?」
「ち、違うよ」
佐藤は首を横にブンブン降る。
「じゃあ、何さ……」
「痴漢を撃退するための……練習」
「げ・き・た・い?」
「うん……今日は、惨敗だった……けど」
今日はって、いつもあんなことやっているのか、こいつは。
いかんいかん、佐藤のペースに巻き込まれている。
たぶん、チカンにあって錯乱しているのかもしれない。
誰が? 私と佐藤の両方に決まってる。
「私、電車に乗ったら……ほとんどいつも痴漢に会うの……」
「マジで、すげえ……」
「前は、触れるだけとか体の当たる所に立ってるとかそいうのが多かったんだけど、最近エスカレートしてきて」
もう、同一人物の犯行じゃないかと疑いたくなる。
「今日……みたいなのは初めてで……」
佐藤は自分の体を自分の両腕で抱きしめる。
195Res/134.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。