38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/11/12(火) 22:25:21.63 ID:sN3ZaoFL0
慣れてしまうのは果たしていいのか悪いのか。
「だから、もっと……触って欲しい……」
変態めいた台詞だった。おかしなことに、私はその言葉に軽く衝撃を受けていた。
つまり、何でもしていいということ―――いや、違うけど。
好きにいじってということ―――いやいや、違うでしょ。
何だろう。男が聞いたら喜んで飛びつきそうな台詞だ。
だから、私が飛びつくのは変だと思う。
「怖くない?」
私は一度確認の意味も込める。
佐藤は無言で首を振る。彼女は、待っている。
私は湯船を揺らして、右手をそっと佐藤の横腹に当てた。びくりと腰を震わせる。
ぜい肉はなく、ほどよく柔らかい。上下に撫でてやると、まるで尻尾を振るみたいにお尻を動かしていた。
「佐藤……さ」
「……うん」
「太もも触るよ」
「……恥かしいから、確認しないで……」
確認しなかったら、ただの変態なんだけど。
私自身も、触って拒絶されたらと思うとうかつに手が出せない。
そんなことを考えながら、佐藤の内ももにタコの足みたいに腕を絡ませる。
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