過去ログ - SS製作者総合スレ37
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959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/01(日) 00:29:46.08 ID:h3dtW3n/o
あえて勇者一人称視点に変えてみるとか?

「これ以上は、隠れきれないか」

覚悟を決めて、魔王の元へ最短距離を走る、走る。通路には魔物の姿、

持っている剣でなぎ払う

・・・月光もあるので戦闘にも問題ないな

「ゆ、勇者だ!魔王様の部屋にやってはならん、なんとしてでも止めろ!」

魔物の叫び声が聞こえ、一斉に魔物たちが得物を掲げ襲ってくる。

「ふッ!」

先んじて飛び掛ってきた魔物を一閃、物言わぬ骸と成り果てた。

「死んだ女魔術師のためにも、終わらせるッ・・・!」

決意を胸に、魔物を切り伏せていく。

斬る、斬る、斬る――――

体が軋む、呼吸も覚束なくなりつつある・・・。もう少し、持てば良い。あと一息、魔王がすぐそこにいる・・・!

「――――俺が分かるか?」

血と闇に染まりつつある視界に、黒い影が立ちはだかる。

「ッ!裏切り者の黒騎士・・・!どけ、どかねば斬る!」

「一人出来たのは褒めてやる。だがもう無駄だ、剣を捨てろ勇者」

無駄だ?そんなもの承知だ。だが、諦める訳にもいかない・・・

「・・・そうか、分かった」

黒騎士も剣を抜く。―――くる!

全てを叩き切るような振り下ろす斬撃、受けられるような体力は無い。

寸で避けて、切り上げ、れ・・・ば・・・?

「ん」

はず、した・・・?いや、黒騎士、うごいて・・・ッ

ガッ!

なに、が、だ・・・れ・・・

「―――馬鹿な人」


書いてるうちにコレジャナイ感
セリフや描写をかなり改変とかしてしまってすみません・・・


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