過去ログ - ほむら「まどかから>>2を借りパクしてしまったわ……」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/12(火) 18:59:43.28 ID:uH48FHAZ0
ほむら「前回の時間軸でまどかから>>2を借りていたのを忘れて時間遡航してしまったわ」

ほむら「どうしよう……」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 19:00:05.67 ID:gHMSw9DAO
ブルマ


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 19:21:14.52 ID:dPCWjWDco
いつものほむほむだな


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 19:53:02.42 ID:HKYp0X2DO
百万円


5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 22:43:25.84 ID:bE+9r7+Oo
つまんねぇ


6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:05:18.15 ID:uH48FHAZ0
ほむら(まどかからこのブルマを借りたのは……あの日)

ほむら(そう、あれは雨上がりの朝のことだったわ)

ほむら(前日の大雨の影響で通りには大きな水溜まりが沢山出来ていて……)
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:06:28.42 ID:uH48FHAZ0
まどか「ほむらちゃん、危ない!!」

悲鳴にも似た声が聞こえたときには既に遅く。

ほむら「え……きゃあ!?」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:06:56.26 ID:uH48FHAZ0
全身が泥水にまみれ、肌に張り付いた衣服が重たくなる。

特に直接水の中へ浸かってしまったスカートは致命的なまでに水分を吸い込んでしまったようで、一気に下着まで湿らせて私の体温を奪っていった。

ぶるり、と身体が勝手に大きく震える。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:07:25.01 ID:uH48FHAZ0
ほむら(なんでこんな馬鹿みたいな……私、何をしているのよ……)

髪から水滴が一つ滴り落ちるたびに、私の心を陰鬱なものにしていく。

ほむら(こんな愚図だからお前は何も出来やしないのよ、暁美ほむら……)
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:07:56.82 ID:uH48FHAZ0
まどか「ほむらちゃん!! 大丈夫!?」

水溜まりに足を踏み入れることも厭わず、まどかは私のほうへと駆け寄ってきてくれた。

嗚呼、本当に彼女は優しい。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:09:49.07 ID:uH48FHAZ0
まどか「ほ、ほむらちゃんっ?! どうしたの、どこか怪我したの?」

ほむら「う、うう……うああん……!」

心配してくれているまどかに答えられるほどの冷静さはなくて、道行く人たちの好奇の視線を気にする余裕もなくて……
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:10:19.61 ID:uH48FHAZ0
まどか「ど、どうしよう、えと……そ、そうだ、とりあえず着替えよう? ね、ほむらちゃん?」

まどかはうろたえながらも手を引いて、同い年の幼児と化した私をなんとか立たせようとしてくれた。

そんなことしたら、まどかの綺麗な手が汚れてしまうのに。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:10:57.62 ID:uH48FHAZ0


私たちは人目を避けて裏口から校内に入り、更衣室にやってきた。

道中の記憶は曖昧だけれど、まどかが赤子をあやすように優しい言葉をかけてくれていたことだけは、うっすらと覚えている。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:11:31.66 ID:uH48FHAZ0
ほむら「本当にいいの? 借りちゃって……」

ここまで親切にしてもらうのが申し訳なくて、私はそれを受け取れない。

一応は身体を拭いたとはいえ、私が着たら絶対汚れてしまうもの……。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:12:07.61 ID:uH48FHAZ0
冷え切った身体にじんわりとまどかの言葉が染み入ってくる。

胸の奥に小さな、でも確かな灯火がともって、私のことを温めてくれた。

ほむら「うん……ありがとう……」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:13:59.31 ID:uH48FHAZ0
まどか「それじゃあ私は外で待ってるね」

これから着替える気を使ってくれたのか、まどかは更衣室から出て行こうとする。

でもその前に……
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:14:32.32 ID:uH48FHAZ0
ほむら「その……さっきのことだけど」

まどか「さっき?」

ほむら「だから……転んだときのこと」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:15:04.34 ID:uH48FHAZ0
ちょっとしたアクシデントはあったけれど、平穏と呼べる日常の一幕。

魔法少女にとって何ものにも代え難い宝物。

まどかと過ごした幸せな時間の一つ────。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 23:16:00.42 ID:s0792cN4o
随分遅いと思ったらSS一本書いてたのかお疲れ様


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/12(火) 23:20:48.41 ID:uH48FHAZ0
ほむら「……結局、返せなかったのよね」

ほむら「あの後すぐに、まどかは……」

ほむら「…………」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/12(火) 23:21:11.86 ID:8UKPrqYUo
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