過去ログ - さやか「再曲!!バイオリン仮面」【続編】卒業の物語
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284: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2014/01/21(火) 19:43:27.82 ID:+OhYH43G0
おめかし「あれ?おともだちは・・・!?みんなどこにいったの!?」

おめかし「いや・・・ひとりにしないで・・・」


マミ「落ち着いて・・・私の話を聞いてくれるかしら?」

おめかし「あなたはだれ?」



マミ「私は・・・あなた自身よ」

おめかし「わたし・・・?なんでわたしが・・・わたしのともだちをけすの?」


おめかし「みんなをかえして!わたしはここで・・・みんなといっしょにいつまでもたのしくすごすんだから!」



マミ「それは・・・頼りがいのある先輩を演じ続けてでも維持しなくちゃいけないこと?」

おめかし「!」



おめかし「だって・・・しょうがないじゃない!みんなのお姉さんとして・・・わたしは・・・
わたしの感情を抑えないといけないの・・・じゃないと・・・ひとりぼっちになっちゃうの!」


マミ「それは疲れるだけよ・・・失うときは一瞬で崩れるもろい絆よ」

マミ「少し休みましょう。肩の力を抜いて・・・本当に支えあえる仲間と一緒にね」



おめかし「あなたは・・・ちゃんとほんとうのともだちをみつけた・・・わたしなんだね・・・」

おめかし「でも・・・なんでわたしなんかに・・・やさしくしてくれるの?
わたしとちがって・・・あなたにはいいともだちがいっぱいいるのに」


マミ「成長するって事は・・・過去を捨てることじゃないわ」

マミ「あの頃他人の前で無理していた自分・・・つまりあなたも・・・紛れもなく私自身だから」


マミ「ひとりぼっちだった頃の自分を・・・恥ずかしいと振り返ることは無いわ」

マミ「だからまずは私と友達になりましょう。自分の事をちゃんとわかってあげらるのは・・・自分自身だから」



マミ「自分自身に優しくできる優しさ・・・自分自身を許す強さを」



おめかし「ほんとうに・・・ほんとうにわたしとおともだちになってくれるの?そばにいてくれるの?」

マミ「もちろんよ!私だけじゃなくて・・・あなたはこれからたくさんの人と出会うの」


マミ「たくさんの別れと出会いを繰り返して・・・自分の世界を広げていくのよ」


おめかし「わかれもおとずれるの?さみしくないの?」

マミ「あなたにもいずれわかる日が来るわよ」



マミ「別々の道を進むこと・・・それは本当の友達だから決断できることだとね・・・」


おめかし「・・・!!」しゅううう・・・







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