過去ログ - さやか「再曲!!バイオリン仮面」【続編】卒業の物語
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348: ◆Q9mKomrfWbxO[saga]
2014/02/03(月) 16:44:06.77 ID:+M7AQK9Z0
まどか「ありがとうほむらちゃん・・・でもわたしにはわかっちゃったんだ・・・」

まどか「ほむらちゃんのわたしへの・・・限りなく愛情に近い気持ちって言うのはね・・・
わたし達の年頃特有の・・・子供の心が残っているからこその感情なんだって」



まどか「これから広い世界に向けて・・・大人になる・・・
なにかから「卒業」する度に・・・その気持ちは薄れていくものなんだよ」



まどか「わたしも・・・ほむらちゃんも・・・今は一緒にいるけど・・・いつかちゃんと男の人を好きになって
・・・その人と結婚して離れ離れになるの・・・それがわたしにははっきりわかっちゃったんだ」



ほむら「そ・・・そんな・・・」


まどか「その可能性が・・・上条君だったとしてもおかしくなかったんだよ・・・だからこそ
平行世界に・・・わたしたちとくっついた上条君たちもいる・・・そういう事なんだ」




まどか「みんなと一緒に・・・すごい楽しい日々を暮らしながら・・・本当は不安だったの」

まどか「みんな違う夢を見つけて・・・いつか離れ離れになる・・・その日は明日なんじゃないかなって
・・・すごい寂しかった・・・そう思うと悲しかった」


まどか「だから・・・つかまっちゃったんだと思う・・・
わたしが囚われたら・・・またみんなが助けに来てくれる・・・心を一つにしてくれる」


まどか「そんな気持ちが・・・少しでもあったから・・・だからわたしは・・・」



さやか「まどか・・・」

杏子「ただの憶測だろそれ・・・気にすんなよ!そんな事」



マミ「その気持ち・・・痛いほどわかるわまどかさん・・・卒業式の日の私は・・・まさに同じ気持ちだったから」



まどか「でも・・・今にも消え入りそうな儚い感情だからこそ・・・大事にしたいと思った」




まどか「ゆまちゃんが言ってたっけ・・・いつかは今じゃないって」

まどか「たとえほむらちゃんのわたしへの気持ちが・・・友情に変わる日が来たとしても・・・」



まどか「みんなそれぞれの道へ・・・「卒業」して離れ離れになる日が来たとしても・・・」

まどか「みんなが傍にいてくれる「今」だけを大事にして生きる・・・
「未来」へとつながる「今」を大事にしたいって思ったから・・・」



ほむら「まどか・・・!!」

まどか「行こう、ほむらちゃん!今はただお互いの気持ちに応える為に・・・」



まどか「ほむらちゃんの気持ちに応える為にわたしは帰ってきたんだよ!」

ほむら「・・・!!」


ほむら「わかったわまどか!それが・・・それがあなたの決意だと言うのなら・・・私も!」ぎゅっ


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