過去ログ - 僕はお母さんのトイレです。
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120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/19(木) 00:36:24.35 ID:1Y3cUUIAO
「………ふぅ」

女は急に落ち着きを取り戻し、隠し持ったナイフを彼の首に突きつけた

「もう御託はいいです。」

「私はね、あなたを他の男の人とは違うと思ってるんです。失望させないでください」

感情の無い目で彼女は言う。そうだ、彼女はこんな人間なのだ、何を考えているかわからない機械染みた女。

男は彼女のこの目をみてもう生を諦めていた、自分自身が汚いことに手を貸し幾多の人間を苦しめていたからいつか報いがくることを覚悟していたのかもしれない。

「殺せよ…もう…俺には何の願いもねぇんだ」

吐き捨てるように医者の男は言う、彼女はそんな男の言葉を聞き一瞬目を見開いたが、また元の表情に戻りそして

「嘘つき♪」

満面の笑みでこう言った。

ぞくっ

医者の男は、彼女のこんな笑顔をみて恐怖を抱いた、彼女はこんな風に笑うんだ、と。

無邪気でヘドが出そうだった。


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