2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/13(水) 20:57:42.62 ID:6wuEh0ZAO
お母さんは、良くも悪くも天真爛漫でした。
子供の目線で話をし、差し出されたものはなんでも手に取り、何よりも純粋でした。
そして、子供のように独占欲が強かった。僕が覚えている最古の記憶は、幼稚園児の頃、爪で刺青を入れられたことでした。
お母さんは爪が長く、その爪を僕の胸やお腹に突き刺し自由自在に動かしました。
幼稚園児の僕の肌なんて、年度細工のようだったかもしれません。
「しゅう君は私の物だから、名前書いとくね♪」
僕を見下ろしながら、最高の笑顔で僕の身体を傷付けていったお母さん。
僕のお腹に残った、母の名前は、鎖のようにいつまでも僕を母の元に縛り続けるんでしょう。
まだ今も色濃く残っていた。
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