過去ログ - ほむら「ここは……汽車の中……?」
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2013/11/14(木) 01:11:46.65 ID:26qYe7SO0
 ほむら「……馬鹿馬鹿しい」 
  
 マミ「……?」 
  
 ほむら「佐倉杏子の言うとおりだわ。自分自身を犠牲にできなかったことを後悔するなんて、馬鹿げてる。そんなこと……」 
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2013/11/14(木) 01:12:02.83 ID:TRPdgD7DO
 銀河鉄道の夜? 
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2013/11/14(木) 01:13:24.49 ID:26qYe7SO0
 マミ「ええ。だってサソリの後悔は、決して叶うはずのない願いに差し向けられた祈りのようなものよ。それは……私たち魔法少女が、叶うはずのない奇跡を願ったことと……どこか違うのかしら」 
  
 まどか「……」 
  
 ほむら「だとしても……だとしても、やはり祈りは自分自身のものであるべきよ。誰かのために自分を犠牲にするなんて、そんなの……」 
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2013/11/14(木) 01:14:27.89 ID:26qYe7SO0
 杏子「ん?あたしの顔に何かついてるか?」 
  
 ほむら「別に……」 
  
 マミ「……そうね。軽々しく誰かのために祈るなんて……おこがましいことなのかも知れないわね。でも……」 
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2013/11/14(木) 01:15:15.51 ID:26qYe7SO0
 ゴトッ 
  
 ほむら「……!」 
  
 ゴロン…… 
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2013/11/14(木) 01:15:24.24 ID:ELethw7S0
 銀河鉄道の夜っていいよね 
  
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2013/11/14(木) 01:16:47.97 ID:26qYe7SO0
 ほむら「……ねえまどか」 
  
 まどか「ん?」 
  
 ほむら「私たち、ずっと一緒よね」 
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2013/11/14(木) 01:17:54.10 ID:26qYe7SO0
 ほむら「……?」 
  
 まどか「燃え上がる炎のような……そう、ちょうど、あの蝎の火のような」 
  
 ほむら「!!」 
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2013/11/14(木) 01:18:47.92 ID:26qYe7SO0
 まどか「ほむらちゃんは、私を救えなかった後悔を祈りに変えて、その祈りでずっと今日まで、自分の身を灼がし続けて来たんだよね。私のために、あの蝎の火のように」 
  
 ほむら「あなた、全部覚えているの?全部、何もかも……?」 
  
 まどか「私、そんなほむらちゃんを見ているのは辛いよ。だってほむらちゃんは、私の最高の友達なんだよ……?」 
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2013/11/14(木) 01:19:35.21 ID:26qYe7SO0
 まどか「……ここでお別れだね、ほむらちゃん。私はいつだって、ほむらちゃんのことを見守っているから……」 
  
 ほむら「!!まどか!お願い、行かないで!あなたに行かれたら、私は何のために……まどか、まどか……!」 
  
 まどか「さよなら、ほむらちゃん。さよなら……」 
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2013/11/14(木) 01:20:35.16 ID:26qYe7SO0
 パチッ 
  
 ほむら「……?」 
  
 和子「……ですから、銀河というものは地上からはぼんやりと白く見えるだけですが……」 
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