過去ログ - 刹那「刹那・F・セイエイ、ガンプラバトルに介入する!」
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[saga sage]
2013/11/17(日) 11:25:03.93 ID:nFw+mX28o
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─午前、生徒会室
コン、コンッ
タツヤ「どうぞ」
セイ「あの、失礼します」
タツヤ「あぁ、そんな畏まらなくていい。呼び出しておいて何だが……場所を変えようか」
「あっ、ユウキ先輩だわ」
「後ろについてるのは、中等部の子ね」
「あの子も可愛い……」
「可愛いわね……」
タツヤ「さぁ、入って」
セイ「え。模型部……? 失礼します……」
ガラッ
セイ「!! すごい! このHGUCザクT、ア・バオア・クー防空隊仕様ですねッ!? 大戦末期のザクB型の仕様と、できる限りであろうチューンナップの跡が再現されている!」
セイ「こっちは61式戦車? スクラッチビルドですか?!」
タツヤ「あぁ。そちらは僕の作品ではないけどね」
セイ「すごいっ、さすが模型部だ……どれをとっても作品のクオリティが高い……!」
タツヤ「さて、本題だ」
セイ「! ……はい」
タツヤ「噂に聞いたよ。君のガンプラが、サザキくんのガンプラを撃破したと」
セイ「!」
タツヤ「サザキくんはあの年代ではかなりの実力者。それを正式なファイトではないとはいえ破った君には、注目せざるを得ない」
セイ「あれは……僕の実力ではないんです」
タツヤ「ほう?」
セイ「あれは、僕の……友達(?)が操縦したんです」
タツヤ(えっ、疑問符?)
タツヤ「ならばその友人と共にガンプラバトル予選大会に出るのか……」
セイ「……それは、わからないです」
タツヤ「何故だ、それ程の実力で……?」
セイ「彼、ガンプラバトルにもガンプラにも興味ないんです」
タツヤ「なのにサザキくんと戦った?」
セイ「彼を一度、僕が助けたんです。その恩義だ、って」
タツヤ「……なるほど、ね。わかった。ありがとう」
セイ「……? 失礼しました……」
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