10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/14(木) 15:50:25.44 ID:G7WYA4vTo
流れていく沈黙
過ぎていく時間
その気不味い空気を打ち破ったのは美希だった
「あはっ。結局良く解らないの」
彼女はそう笑って言うと
いつものようにあくびをしてソファへと横になってしまった
「悪かったわね。変な話に付き合わせて」
「ううん、ミキも女の子だから。恋のお話は好きだよ」
美希は微笑んでくれた
あの子とは違う微笑み
今日はまだ一度も見れていない微笑み。彼女の笑顔
「私はレッスンに行くわ」
「はぁ〜い頑張ってなの〜」
垢抜けた返事をしてすぐ、美希は寝息を立てて眠りにつく
春香に会いたい。春香の顔が見たい
この渇望する心は――恋?
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