33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/11/14(木) 20:16:41.66 ID:G7WYA4vTo
「すみません、ちょっと倒れそうになって……」
かなり苦しい言い訳だったけれども
今朝の嘔吐と気絶がその嘘を真実へと偽ってくれた
「千早ちゃん、まだ辛いの?」
「ソファ、貸しても良いよ?」
だからこその音無さんと、美希の気遣う声
でも、私にはそんなものは必要なかった
双子の片割れの心配そうな表情だって眼中にはない
そもそも、そんな存在など不要
私からも、春香からも。不要
もしも私たちの邪魔をするのなら。
世界からだって不――
「ち、千早……ちゃん?」
私が一番聞きたい声が聞こえた
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