4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/14(木) 19:30:25.45 ID:oOqsUv+5o
過ちの原因の本は次の日朝早くに学校に登校して元あった場所に戻した。これでまた普段の生活になる。何となく雰囲気に呑まれ、何となくやってしまったことだ。無かったことにしよう。
そうなれば良かったのに、そうはならなかったのが悲劇の始まりだ。
記憶に刻み込まれてしまったこの日の興奮は暫く私達の中で燻り続け、人目を盗んでのキスが増え、胸や性器を触り合うこともするようになってしまった。
勿論、知識も乏しく、身体も未成熟、更にはムードもない触り合いで性の目覚めるのはこの時点では無かった。
ただ触るだけの行為を「やっぱ意味ないね」と笑い合いながら、それでも止められなかったのだ。
いけないことをしている感覚が、誰にも言えない秘密のあることが、二人の絆をより強くすると錯覚に陥っていた。
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