過去ログ - 苗木「穴に落ちたら別世界?」舞園「たぶん違うと思います」
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カタツムリ
◆VVBcRnN7PuNW
[saga]
2013/11/15(金) 19:33:35.96 ID:k5ZdhmIm0
「うおっしゃああああああああああああああああああああああああああああああ!」
野球軍が吹き飛んでいく様子を見て、桑田は歓喜の叫び声を上げた。
目を血走らせながら、野球の痕跡を消している。
そして、実際に消えていく様子を見て、さらに雄たけびを上げる。
「もう、これはだめでちゅ。苗木君はあちしと一緒に遠くから見守るでちゅ」
「う、うん……」
「ちなみに、観客として見守る場合は上演が終わったら、最後に拍手をするのがマナーでちゅ」
「そうなんだ……」
「ちなみに、これがパンフレットでちゅ! 魔法の国発行のレアものでちゅよ!」
「あ、ありがとう……」
渡されたパンフレットにはあらすじ、設定、登場人物紹介、解説などが載っていた。
しかし、目の前で起きている状況の方が遥かに気になる苗木は貰っただけで中身を見なかった。
「どれくらいで、この夢は終わるの?」
「現実で桑田君が誰かに起こされたなら、すぐ終わりまちゅ。
だけど、そうじゃない場合は一区切りつくまででちゅね。
一区切りがつくと、夢の持ち主が深い眠りにつく場合が多いので、その間なら楽に抜け出せまちゅ」
「えっと……、夢が一区切りつく平均時間ってどれくらい?」
「そのとき、そのときで違いまちゅ!」
(つまり、何も分からないってことか……?)
苗木はため息を吐く。
(この際、桑田クンがさっさとこの戦争にケリを付けてくれないかな?)
苗木はそう願った。
すると、その期待に応えるようにして、桑田は野球ボール片手に無双を続ける。
「もう少しだぜえええええええええええええええええええええ」
『うわあああああああああああああああああああああああああ』
野球の国の人数が勢いよく減っていく。
「よし、あと一球で…………」
そして、両手で数えるほどにまで減った。
「決めてやる…………ッ!?」
しかし、そこで桑田の手が止まった。
その様子に気づいて、苗木もまた驚いた。
「え……ボク達?」
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