過去ログ - 苗木「穴に落ちたら別世界?」舞園「たぶん違うと思います」
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カタツムリ
◆VVBcRnN7PuNW
[saga]
2013/11/16(土) 21:46:45.92 ID:tss2Zt0u0
「はぁ……」
ただし、苗木の側はそれを呆れた顔で眺めていた。
霧切響子からときに話を聞くが、ちょっと才能というものに肩入れしすぎなんじゃないかと、苗木はたまに思ってしまう。
(そもそも他の人が強すぎるだけだと思うんだけどな……。普通の高校生であるボクがギャンブラーのセレスさんや
元々賭博とか好きそうな葉隠クンに勝てるはずがないよ……)
しかし、苗木はあえてそれを言わなかった。
仮に、才能がないと判断されたら、それはそれで困るからだ。
78期生の皆と仲良くなった今、 希望ヶ峰学園から放逐されるのはまっぴらごめんだった。
78期生の面々は、もし苗木がクラスメートでなくなっても、態度を変えることはないかもしれない。
しかし、当たり前のことだが、出来ればクラスメートとして卒業まで仲良くやっていきたい……それが苗木の考えだ。
「学園長……。そろそろよろしいですか? わたくしたちも暇ではありませんので」
「あぁ、すまない。君たちはこの後パーティーを行うんだったな」
「なんでしたら……。学園長も参加なさいますか? 霧切さんもお喜びになると思いますけど」
「い、いや……。やめておこう。あの娘も私の事を良くは思っていない。場の雰囲気が悪くなるだけだよ」
「そうでしょうか……? まぁ、わたくしもよその家の事情には深入りいたしませんけど……」
なお、学園長と霧切響子が親子であることは、周知の事実となっている。
同時に、そのことに触れないのも暗黙の了解となっている。
まぁ、セレスのように平気で地雷原を進んでいく者もいるが……。
「それでは、行きましょうか。苗木君。それでは、ごきげんよう……霧切仁さん」
「ははは……。では、さようなら。2人とも」
セレスはマイペースに話を切り上げると、そのまま退室していく。
苗木もそれに続くことにした。
「はい。失礼します、学園長」
苗木はセレスの後を追う。
放課後、苗木達は他のメンバーと一緒に寄宿舎の食堂にて新学期を祝うパーティーを行う。
新学期は別に祝うべきものでもないかもしれないが……、行事や宴会とは得てしてそういうものである。
苗木とセレスは食堂へと歩いて行った。
すでに食堂で準備を始めている者がいるはずである。
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