過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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201: ◆zQbiof498Q[saga]
2014/03/07(金) 21:04:25.91 ID:yi9+pTg40
小泉「・・・・・・・・・・・・」

??『あ〜あ、またこうなったか・・・あの時もそうだったわね』

??『九頭龍に殺されかけて以来、他人の顔を見るとあの九頭龍の顔と出来事がフラッシュバックして、相手の顔をまともに見れなくなっちゃった・・・』

??『それはカメラ越しでも変わらないから、もう一番得意だった『人物写真』が撮影出来なくなっちゃったのよね〜』

小泉「・・・!!」

小泉は誰が立っているか知っている。昨日枕元に立っていた相手だ。一度だけ顔を見ている

そこに立っている声の主は・・・小泉だった

だが自分自身ではなく、少し成長した様な姿をしている

・・・そして、濁り切った目で嫌な笑顔を浮かべていた。九頭龍以上のトラウマだった

小泉「あなたは・・・誰なの?」

小泉?『分からないはず無いでしょう?それとも、分かってて否定してる?』

声が近付いた。そして次の一言は、耳元に直接話しかけるようなボリュームだった

小泉?『アタシは、『あなた』よ。『未来機関』に封じられた、あなたが思い出したあの事件の『後』のあたし・・・』

小泉は戦慄した

小泉(つまり・・・つまりそれは・・・私達が記憶を奪われて、この島に連れて来られる直前までのあたし・・・)



小泉(現在の・・・・・・あたし・・・・・・?)



小泉?『この『あたしの幻』はね、あなたが全ての記憶を取り戻しかけている証明なのよ。本当に思い出すか思い出さないかギリギリの境界に居る状態だから起こっている奇跡的現象・・・』

小泉「記憶・・・を・・・?」

小泉?『もっとも、さっきのキャンディちゃんにも見えるタイプの幻で、あの子は気付いててスルーしていたけどね。見えるだけであたしからは何も出来ないけど、幽霊みたいに』

小泉(他の人にも見える幻?そんな事って・・・)

小泉?『ま、あなたもそろそろ分かって来たんじゃない?どうしてここに連れて来られたか、ここで何をされる予定だったか?』

小泉「・・・・・・・・・・・」

九頭龍と小泉の幻を見れば一目瞭然だった

どちらも、同じ目をしていた

小泉「九頭龍が引き起こした事件は・・・あれで終わらない・・・あの後、さらに何かやったんでしょう?2件の殺人なんて生易しい程度じゃない大犯罪を・・・」

小泉「そして・・・私も、同じぐらいの事を・・・」

小泉?『分かってるじゃない。で、2つ目の疑問は?』

小泉「・・・・・・・・・・・・」

小泉は息を飲んだ

小泉「まだ、どういう理屈でそうなるかは分からない・・・でも、開始前にされた事を考えれば、これしかない・・・」

小泉「『あなた』を・・・『大犯罪を犯した小泉真昼の削除』・・・!!」

小泉?『ピンポーン!全く、無駄なことするよね?』

小泉の幻は、心底楽しそうに苗木達の行動を全否定した


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