過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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23: ◆zQbiof498Q
2013/11/24(日) 15:33:21.56 ID:LuiZCvUj0
終里「こらあああああっ!逃げてばっかじゃバトルになんねえだろうが!相手しろー!!」

田中「・・・・・・・・・・・・」

終里に追われる田中は右に左に適度に曲がり、トップスピードは圧倒的でも小回りの利かない終里の『クラッシュ』を翻弄する

田中「フ・・・制圧せし氷の覇王たる俺様が、ただ逃げ回っているとでも?」

田中はロボットが居なくなり、上に何も無い台座に辿り着く

田中「『黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)』!!」

終里「それがお前の『スタンド』か!」

田中も『スタンド』を発動した

そして『ゴールド・エクスペリエンス(GE)』は台座に触れ、生物へと変える

田中「『ランビ』よ、数多の巨獣を幾星霜背負い続け、随分と鈍っただろう?遠慮は要らん!重圧を跳ね除け思い切り走れ!!」

台座はサイへと姿を変え、田中を背中に乗せて終里に突っ込んで来る

終里「ようやく来たか・・・いくぞ!!」

『クラッシュ』と『ランビ』は正面衝突するかの様に、お互いへと全力で走る

終里「・・・な〜んてな!」

田中「!!」

途中で終里は少しだけ曲がり、田中の横を素通りした

終里「あれで激突すればテメェの圧勝だっただろうが、モノクマ相手に手の内を見せちまったのが間違いだったな」

終里は得意気に避けた理由を話し始める

終里「これはパワー勝負なんかじゃねえ。なぜならテメェの生み出す生物には、負ったダメージをそのまま相手にはね返す能力がある。だからテメェにゃダメージ0で、俺にダメージ2倍という結果にしかならねえ!」

終里「かといってジャンプして田中自身を狙うのも難しい・・・ならば取る手は一つ!」

終里は田中を・・・いや、田中の巻いているスティールを指差す

終里「テメェが生み出した生物はいつまでも生物じゃねえ。なぜならストールを変えて生み出した『バジリスク』は、今は元のストールとなってテメェの首に巻き付いている」

終里「つまり、テメェの能力は持続力に限界がある!いずれ能力を解除して『ランビ』を台座に戻す時が絶対に来る!その時は恐らく、『GE』のパワー切れ・・・」

終里「こいつはチキンレースだ!『ランビ』が俺を仕留めるればテメェの勝ち、『GE』のパワーが切れれば俺の勝ちという持久戦!!」

田中(こいつ・・・出来る!!)

終里は脳筋かと思いきや、戦闘に関しては冷静な分析力と洞察力を発揮した

正面衝突の一撃で終われると思っていた田中は、計画変更を余儀なくされる

終里「持久戦・・・良い響きだ!それだけ長く強ぇヤツと戦ってられると言う事だからな!持久戦は、力の拮抗した者同士の間でしか起こらねえ!!」

田中「くっ・・・絶対に仕留める!貴様の戯れなど誰も付き合ってられん!!」

先程とは逆で、今度は田中が終わりを追う形になる


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