過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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◆zQbiof498Q
[saga]
2014/04/21(月) 06:58:37.82 ID:Q9ez5fVX0
霧切「父は・・・知ってたの・・・?」
霧切は『探偵』ではなく『娘』として、すがるように尋ねた
カムクラ「『彼女』が殺した先代ですか・・・あんなただの広告塔が知る訳無いでしょう?」
霧切「広告・・・塔・・・?」
十神「もう良い!貴様が人間でない事は良く分かった!!だからこそ、出す訳にはいかん!!」
カムクラ「はて?さっきから何を言ってるのでしょう?」
十神「どういう・・・」
ドッ ドッ ドッ ドサササッ
十神「な・・・何を・・・された・・・? なぜ俺は、地面にはいつくばっている・・・?」
苗木「あ、頭がクラクラする・・・立て、ない・・・」
カムクラ「『超高校級のボクサー』の才能にかかればこんな物です。才能を1個から数個程度しか所持していないあなた達が、どう止めるつもりだったんですか?」
カムクラは3人まとめて抱え上げる
苗木「何・・・を・・・」
カムクラ「一度した約束ぐらい守れなくては『超高校級の希望』足り得ませんからね。約束を最後まで遂行するだけです」
カムクラ「要は、あなた達をプログラムにかけます」
十神「なっ・・・!?」
カムクラ『被験者達が次々死亡していくという展開になったら、あなた達が確実に介入して来ると読んだのです。自分達諸共プログラムに閉じ込め、自分達諸共『彼女』に殺させるつもりだったみたいですよ』
十神「止せ!や、止めろ!!」
霧切「もう、これ以上世界に絶望を振り撒くのは・・・」
朦朧としながら放った霧切の言葉で、カムクラは立ち止まる
カムクラ「・・・どうも勘違いしているようですね。ボクは絶望を振り撒くために島を出る訳ではありませんよ」
霧切「え・・・?」
カムクラ「もう充分極めたでしょう。これ以上の『絶望』は、単なる滅びしか無い。紆余曲折ありましたが、そろそろ本業を始める予定です」
苗木「本・・・業・・・?」
カムクラ「『世界の頂点に立ち、全人類の導き手となる希望となる』・・・『超高校級の希望』の本懐を成し遂げるのです。それこそが、ボクが生まれ、こうして生きている意味ですから」
苗木「何を・・・言ってるの・・・!?」
散々人々を絶望に陥れた人間が、それを綺麗さっぱり忘れたようにその人間を導くと言い出した
霧切「出来ると・・・思ってるの?あなたなんかに・・・」
カムクラ「はて?おかしなことを言う・・・結局人間とは強い者に無条件に媚びへつらい付き従う生物でしょう?」
カムクラ「全ての才能を持つ人間の頂点であるボクに付いて来ない道理が無いと、ボクが初めて目覚めた時に生みの親達は言っていました」
苗木は、『あいつ』と対峙した時以上の鳥肌を立てた
感覚や感情や思考や思想などを取り除かれただけの事はある。まるで人間が分かっていない。 ・・・というのが、カムクラの立志宣言に対する苗木の感想だ
そう・・・まるで、あのコロシアイ学園生活の4回目の学級裁判の時の十神・・・いや、彼以上に感情の機微の理解など論理の上だけで、本質的には理解出来ないだろう。永遠に
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