過去ログ - モノクマ「コロシアイ修学旅行参加者にスタンドを与えてみる」
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63: ◆zQbiof498Q[age]
2013/11/27(水) 00:48:41.56 ID:Gy+Zf8Cw0
モノクマ「だが、どうやら僕の知らない日向君が居たという事は、間違いなさそうだね!」

モノクマ「そして君と、もし居るのなら君の仲間を排除しないと、『コロシアイ修学旅行』を再開出来ないという事も!!」

モノクマ「うぷぷぷぷ・・・思ってたのと違うけど、それはそれで面白そう・・・こちらも戦力をまとめておかないと・・・うぷぷぷぷ・・・ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

高笑いを上げて、モノクマは去って行った・・・

日向「さて・・・今日はもうお開きにしたらどうだ?」

小泉「ちょ、ちょっと待ちなさい!何アンタが仕切ってんのよ!!」

日向「とりあえず今日の狛枝の試みは全て崩れたからな、もうパーティーの必要も無いだろ?もう帰りたい」

十神「!!・・・知ってたのか?」

日向「監視カメラの映像を傍受できる仲間が居るからな」

日向「狛枝が十神に殺人予告を送った事がパーティー開催のきっかけだって事も、狛枝が幸運とスタンドを利用して殺人の準備をしてた事も、自分の計画が失敗した時の保険に花村の殺意を煽って現在ああなってる事も全て知ってたさ」

花村「っ・・・!!?じゃあ、骨付き肉の事も・・・」

日向「知ってたさ。その時計算して言った言葉で思いとどまってくれてたら良かったんだが・・・俺の見込み違いだったようだな」

花村「あ・・・あ・・・」

小泉「確かに・・・花村はどう見ても現行犯ね・・・狛枝の件もしっかり聞かせてもらいましょうか・・・」

西園寺「ほらお姉!やっぱ[ピーーー]気満々だったじゃん!」

花村「ち、違うよ!僕は狛枝を止めようとしただけ・・・」

九頭龍「どちらにしろ殺人が起こっただろ・・・お前、自分が死ぬか他の全員が死ぬかの結末しか無いって分かっててやってたんだよなぁ?」

花村「・・・あ・・・」

日向「まさかとは思ったが、今更気付いたのか・・・どれだけ状況が見えてなかったんだ・・・」

花村「う・・・ううう・・・」

日向「でもまぁ、むしろそれを機に脱出したかったってのもあったんだろ?」

十神「なっ・・・!?」

日向「そのためなら周りの犠牲もいとわない・・・よ〜く知ってるさ・・・」

日向クンが軽蔑の眼差しで花村クンを睨んでる・・・

皆は花村クンの事で頭がいっぱいみたいだけど、『よ〜く知ってる』ってどういう意味だろう・・・?

花村「僕は・・・帰りたかったんだ・・・」

花村クンは、故郷の田舎の食堂の事、そこに残した病弱な母親の事を語った・・・

花村「入学したばかりだと思ったら、実際は記憶を消されていて何年も経ってるって・・・じゃあ!花村食堂は!?お母ちゃんはどうなったんだよ!?」

内に秘めた不安が、一気に噴出した結果だ・・・

花村「そのために・・・皆を犠牲にしようとして・・・それに全く気付いていなかった・・・」

花村「ああ・・・そうか・・・」

花村「狂ってるのは・・・狛枝君ではなく僕の方だったのか・・・」

花村クンはがっくりとうなだれる・・・他の皆もやり切れないって顔をしてる

あ〜あ、もう殺意も無いのか・・・この程度で母を心配する心が産んだ力が失われるのもどうかと思うんだけど・・・

そこに、日向クンが近付いて行き、優しく肩を支えた

とても慈愛に満ちた顔をしている

日向「大丈夫・・・大丈夫だよ、花村」

花村「日向・・・君・・・?こんな僕を、許して・・・」


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