過去ログ - 【夏目友人帳】夏目「怪異とは世界そのものなのだから」【化物語】
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11: ◆nmAvZeW.uA[saga]
2013/11/16(土) 15:50:57.79 ID:3v6VF7sd0
今は遠縁の藤原夫妻の元でお世話になってはいるが当然血の繋がりを持った身内が全くいなかったわけではない。

その中でも面識もない祖母、『夏目レイコ』とオレは切っても切れぬ関係にある。

祖母、夏目レイコは強力な妖力を持ち出逢った妖怪に片っ端から勝負を挑みいびり負かして子分になる証として紙に名を書かせ集めた。

持つ者に名を呼ばれれば決して逆らえぬ、契約書の束「友人帳」

遺品としてそれを受けて以来、妖に襲われたり、名の返還に応じたりてんてこ舞いの日々だ。


「ありがとうございました夏目様。それでは……」

霞のように消えていく妖を見送りながら名の返却によりどっと疲れた体を起こす。

夏目「……ふう。さてと、早く西村達に追いつかなきゃ」

??「あれ? 夏目くん?」

林から出た時、名を呼ばれ振り返る。

肩にかかる長さの茶色の髪。

ワンピース姿でこちらを見止めたのは友人の一人。

多軌透だった。



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