過去ログ - 【夏目友人帳】夏目「怪異とは世界そのものなのだから」【化物語】
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27: ◆nmAvZeW.uA[saga]
2013/11/16(土) 20:48:35.06 ID:KwxV5mCP0
夏目「ええ!? た、多軌!?」

予期せぬ事態にあたふたとするも周りを歩く学生達は変な目でこちらを見やるだけで助けにはならない。

そもそも男女がいてそのうち女の子が泣いていたとしたらまず関わりたいとは思わないだろう。

ただでさえ人づきあいが少ないのに女の子を泣きやませる経験など無いためどうしていいか分からずただ声をかけ続けるも多軌は一向に泣きやむ気配がない。

本当にどうしようかと思った時、ちょうど向こうから西村と北本が歩いてくるのが見えた。

「あ! 西村、北本!」

西村「ん?」

北本「おお夏目」

二人もこちらに気づいて近寄ってくる。

何とか助っ人が来たと思ったがふとあることに気づく。

西村は多軌に好意を寄せている。

時折おれと多軌がそういう関係なのかというひどい誤解をすることはあるもその思いは純粋なものだろう。

だとしたら今この状況は二人から見たらどう見えるだろうか。

内心で別の意味で焦っているとすぐ近くまで来た北本が笑顔で挨拶をしてくる。



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