過去ログ - 十神「これ以上は犠牲を出させない!」七海「うん、そうだね」
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60: ◆xap/7FGzHjrJ[saga]
2013/11/17(日) 21:22:32.46 ID:TY1TH+J30

七海「どうしてこんなことを…?」

七海「こんなことしなければきみだってちゃんと更正できたはずなんだよ」

カムクラ「更正ですか…そんなの一時しのぎにしかすぎませんよ」

カムクラ「世界は絶望にあふれている…あの日向という少年に戻ったところで何も変えられない」

カムクラ「だって彼はただの凡人…この世の誰よりもツマラナイ存在なのですから」

十神「それは違うぞ!」

カムクラ「…どういうことですか?」

十神「日向、お前は覚えてないかもしれないが…お前がいたからこそ俺はこうして自分の存在を確立できたんだ」

カムクラ「………」

◇◆

日向「俺にはどんな才能があるのかわからないけど…それならこれから探していけばいい…か」

十神「ふん、その通りだ。それにお前の才能が何だろうと関係ない」

十神「なぜならここには俺がいるんだからな」

日向「ああ、お前がいれば安心かもな」

十神「そうだ、十神の名を引き継ぐ俺に任せておけ」

日向「いや、それは違うぞ」

十神「なんだと?」

日向「俺はお前がお前だから信じているんだ。十神財閥がどうとかは関係ない」

十神「信じるだと?俺のことをろくに知りもしないのにか?」

日向「たしかに十神のことを完全に理解してるわけじゃない…」

日向「でもそれはこれから理解していけばいいことだ、違うか?」

十神「…でも俺のことを知ることでお前は俺から離れていくかもしれんぞ?」

日向「なに言ってんだよ、俺たち仲間じゃないか。そんなことあるわけないだろ」

十神「仲間…か。本当にそう呼べる日が来るといいな」

◇◆




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