過去ログ - 電「学校……ですか?」提督「ういうい」
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演劇の訓練『暁星の天使と蝙蝠の悪魔』
[saga]
2013/12/31(火) 01:03:53.33 ID:nbWNF0IT0
ーーー数時間後 第1教室ーーー
SOUND ONLY
第140番特訓中につき立ち入り禁止
特訓内容
演劇の秘密訓練
アックーム「オオ…暁、ドウシテ貴方ハ天使ナノ」
アックーム「ナゼワタシ達ハ…悪魔ト天使…敵同士ノ身ノ上ナノダロウ」
アックーム「アア、何ガ悪魔ダ!パンヲ他ノ名デ呼ンデモソノ味ハ変ワラナイ様ニ…例エ暁ガ天使ヲ止メタトシテモ暁ハ暁ノママナノニ」
アックーム「ダカラ暁…ドウカ反逆者ヲ止メテ、ワタシノ身モ心モ攫ッテ行ッテオクレ…」
暁「では攫って行きましょう、たった一言、私を恋人と呼んでくれたら…私はもう天使で無くたって構わない」
アックーム「…暁カ、ドウシテココニ?ココマデハ妨害ガ厳シイノダゾ?」
暁「暗殺者の人間から装備を借りてきてやってきました、えっへん!」
アックーム「シカシ、モシ他ノ連中ニ見ツカッタラ殺サレテシマウゾ!」
暁「大丈夫!闇より深き血の衣が私を隠してくれます…けれど、もし貴方が私を愛してないというのなら…逸そ見つかって殺されたい…」
アックーム「今ガ夜デ良カッタ…何故ナラ、オ前ハ今頬ガ真ッ赤ニ染マッテイル筈ダカラナ…」
暁「…にひひ」
アックーム「ネェ、暁…ワタシノ事ヲ愛スルトイウノカ?」
暁「はい!私の心、暁星に誓って!」
アックーム「…暁星カ、シカシソイツハ直ニ変ワル物…オ前ノ愛ガソンナ風ニ移リ気ニ変ルナラ…ワタシハ『悪魔』トシテオ前ヲ拘束スル」
暁「そうですか……ならば、愛おしい貴方に誓います」
アックーム「ギギ……ソレデ良イ」
暁「ねえ…アックーム、本当に私の事が好きなら…この戦火が降り注ぐ国から逃げ出し、二人で平和に暮らしましょう…」
アックーム「ソウダナ…誰ニモ邪魔サレナイ…二人ダケノ空間…」
暁「ええ…でも私は、貴方が望むなら…この世の果てまでだって、地獄までだって付いて行く」
アックーム「…ソノ必要ハ無イ、ワタシハオ前ガ望ムナラバ…天国ニダッテ付イテ行ク」
暁「ありがとう…アックーム」
アックーム「…サア、早クオ帰リ、見ツカッタラ元モ子モナイ」
暁「うん…じゃあね」
ガラッ…
アックーム「恋人ニ出会ウ嬉シサハマルデ親ノ愛ヲ一身ニ受ケル子供ノ心…ソシテ別レハ一人丘ノ上ニ暫シ佇ム心…」
アックーム「暁、ワタシノ愛スル天使、天使ニ反旗ヲ翻ス堕天使…必ズ、オ前ノ心ヲ…掴ンデミセルゾ」
注(*これは演劇の特訓です)
「…うぷぷぷ」
アックーム「誰ダ!?何時カラ見テイタ!?」
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