過去ログ - 【安価】苗木「今日から2年生か・・・」【ダンロン1+2】
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998:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/26(火) 06:53:34.00 ID:BVhJwVsq0
今度こそ…今度こそ、覚悟を決めて、俺もやらなきゃ…
財前一人に任せてたらダメだ…!!

意を決し、英隆はベレッタM92Fを構えた。
それを目の端で捉えた葉瑠が、脂汗を額に滲ませながら英隆の方に顔を向け、ハッと笑い、吐き捨てるように叫んだ。

「そう、撃つなら撃てばいいさ、重罪人がッ!!
 それで、アンタもろくな死に方せずに地獄に堕ちな!!
 邑子か永佳か卓也くんか…誰に止めを刺されるのがお望み!?」

英隆は目を見開き、反射的に千世を見遣った。
リーダーである千世が味方に殺されたのなら、同じリーダーである英隆にもその可能性が大いにあるということに、今更ながら気付いたのだ。
千世に銃を向けた優人の姿に、邑子を、永佳を、卓也を重ね、3人に銃口を向けられた自分の姿が脳裏に浮かび、体が硬直した。

「その口、マジで邪魔」

永佳が再び発砲したが、弾は葉瑠にも優人にも当たることなく、軽トラックの窓ガラスを貫いただけに終わった。

「うう…うわああああッ!!」

優人が叫び声を上げ、コルト・パイソンを震える手で構え、永佳に銃口を向けた。


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