過去ログ - 世界の終わりに
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34: ◆svXRRLbgU2[saga]
2013/11/19(火) 19:23:22.07 ID:ksHNpMXs0
金髪「世の中には二つの人間がいて、自分が上がることで自尊心を保つ人間と、他人を落とすことで自尊心を保つ人間がいることに気づいた。

金髪「最初に言ったとおりだ。『許して貰える』なんて思っていない。」

ああ、許す気などさらさらない。

金髪「だが、世の中っていうのは結局は平等にできてるらしい。不幸を与えたやつは不幸になるんだ。
ある時怖くなってグループから抜けた途端俺が標的にされた。結局俺は退学こそしなかったが大学は全部落ちて、クソみたいな生活を送っている。あのグループにいたやつらも将来的に自分に帰ってくるだろう。因果応報ってやつだ。」

金髪「世界の終わりっていうのは普段できないことが出来ちまうんだ。だから俺はお前にこう言いたい。」

そして、金髪は玄関の上で四つん這いになる。冬のくっそ寒い中で冷たい床に膝をつけてこう叫ぶ

金髪「今まで、本当にすまなかった・・・」ボロボロ

涙の雫が彼の膝のジーンズを湿らせた。


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