過去ログ - さやか「こどもたちのからあげだよ!召し上がれ!」 ほむほむ「ホビャアアアアアアアア!!」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:38:02.46 ID:SvwQ9ySq0
58 めがほむは守る

巣の出入り口が視界に入ったその時、仔白ちゃんを抱いた白まどが目にも留まらぬスピードでそこを通り過ぎていった。

間に合わなかった。
以下略



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2013/11/18(月) 04:38:28.54 ID:SvwQ9ySq0
最後の方は、ほとんど這うようにしながら距離を詰める。

カナメサーン…! こしろちゃん…!

そろそろ声が聞こえるだろうか。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:38:58.27 ID:SvwQ9ySq0
59 仔白まどは観察する

ついさっき姉が倒れ伏し、そして今この瞬間まで、どれだけの時間が経っているというのだろう。

その大波乱はまるで悪夢を見ているようだった。
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:39:29.03 ID:SvwQ9ySq0
まずは母親から。
苦痛に歪んだ顔から、思わず目を背けそうになるのを堪える。

その首には何かが強く押し付けられた跡がある。
首を絞められて殺されたのだろう。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:39:58.80 ID:SvwQ9ySq0
60 リーダーまどは心配する

先ほど目撃した出来事が目に焼きついて離れない。
白まどが仔りぼちゃんを殺し、仔白ちゃんを攫うように強引に連れて行った。

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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:40:27.70 ID:SvwQ9ySq0
おそらく最近家事に興味を持ち出した仔まどちゃんに、おいしい木の実やきのこの見分け方を教えようというのだ。

さすが、私の副リーダーほむ。
こんな時でも、こどもたちの独り立ちをちゃんと考えているんだね!

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:40:54.43 ID:SvwQ9ySq0
61 仔白まどは安堵する

行方不明の仲間はいない。
リーダーまどのその返事を聞いて胸のつかえが下りた。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:41:28.41 ID:SvwQ9ySq0
62 めがほむは考える

立て続けに家族が死んでしまったというのに、仔白ちゃんはその小さな体で耐えている。
仔りぼちゃんの死でもう全て解決したのだから、もう休んでもいいんじゃないかとめがほむは思う。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:42:10.57 ID:SvwQ9ySq0
63 リーダーまどは慄く

仔白ちゃんを伴って部屋に着くと、仔ほむちゃんはまだ目を覚ましていなかった。

マドマドォ? こほむちゃんが いるけど いいかな?
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:42:40.57 ID:SvwQ9ySq0
64 めがほむは思いつく

そうだ、せめて仔白ちゃんの家族の遺体を整えてあげよう。

外にあるりぼほむと白まどの体は自分ひとりでは難しいけど、仔りぼちゃんだけでもちゃんと安置しよう。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2013/11/18(月) 04:43:09.70 ID:SvwQ9ySq0
65 仔白まどは語る

自分の姉の罪を明らかにする。
その、身を切るように心苦しい告発は終わった。

以下略



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