過去ログ - P「俺がスパイ、ですか」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 09:52:06.34 ID:eiQAv43AO
俺は961プロに所属している。役職は社長秘書だ

社長の黒井曰く、『能力はたかいが、信用は出来ない。だからこそ近くに置いておきたい』らしい

入社して二、三年しかたっていないのにこの地位まで登れたのは、案に黒井社長に気に入られたからだろう。確かに社長には俺と近いものを感じる。あの人のやり方は少々目に余る時もあるが




初投稿です。進行は遅めですがよろしくです

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 09:54:09.98 ID:eiQAv43AO
冬馬「ん、なんだ。おっさんじゃねえか」

P「冬馬か、俺はおっさんって年じゃないしそれだと社長の呼び方とかぶるだろ」

冬馬「何だっていいだろ呼び方なんて。社長秘書なんて言いづらいだろうが」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 09:59:43.75 ID:eiQAv43AO
P「なに、気にするな。同じプロダクションの仲間だろ」

冬馬「俺は仲間だのそんなのには頼んねえけどよ。けじめだけはしっかりつけてえからな。とりあえず、礼は言ったからな!」

P「頼らないって言ったってな、お前、これからソロを脱却してユニットを組むことになるんだろ?しかも三人組。そんなんで大丈夫か?」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 10:03:33.32 ID:eiQAv43AO
冬馬「口が達者な所は黒井のおっさんにそっくりだな」

P「ほっとけ、それと年上に言う言葉じゃないぞ。アイドルなんだからそこはちゃんとしろ」

冬馬「けっ、わかったよ邪魔したな、おっさん」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 10:13:13.99 ID:eiQAv43AO
黒井社長の動きが最近おかしい。ここ二年の俺の行動や、961プロでの実績を洗い出してるようだ

P(クビを切られるのも時間の問題かもな)

そんな考えをしながらいつも通り帰りを急ぐ。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 10:21:51.59 ID:eiQAv43AO
P「っと、このバーでいいか」

小洒落たバーを見つけたので、一杯飲むにはちょうどいいかと入った

P「マスター、オススメの酒とつまみをなにか貰えますか」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 10:36:03.91 ID:eiQAv43AO
??「きみは、この店は始めてかね?」

知らんおっさんが話しかけてきた。顔が暗くて良く見えない

P「はぁ。そうですけど」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 10:45:29.72 ID:XXFr3WnoO
縺悶o繧上s縺悶o繧上s


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 10:48:23.86 ID:eiQAv43AO
??「そうか。私は近年アイドル事務所を立ち上げてね、人手が足りて居ないのだよ。君さえよければ、うちの事務所にスカウトさせて貰えはしないだろうか」

P(アイドル事務所…)

なるほど同業者だったのか。それならティンと来たと言ったこの人の眼力は大したものだろう、しかし、今会ったばかりの人間をスカウトなんてするだろうか?
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 10:56:49.44 ID:eiQAv43AO
P「765プロ…」

P(正直、もう二年三年この世界にいるが、聞いた事もないプロダクションだな)

??「では私はこれで失礼させてもらうよ」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 11:04:55.32 ID:eiQAv43AO
久しぶりに酒を煽ってしまった。次の日の仕事に支障はない程度に抑えようとはしたが、しばらく飲んでいなかったのもあって、かなり酔っている気がする。

P(許容範囲内だろう。さっさと寝て朝シャワーを浴びればなんとかなるか)

そう考え、着替えるのも億劫なままベッドに倒れるように眠りに着いた
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 11:34:39.71 ID:/5pZ2Zzjo
面白そう


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:00:03.59 ID:eiQAv43AO
P(……ひどい夢だな)

女の子が、すがりつく様に俺を呼び。だが、俺はそれを裏切っている。そんな…

P「…夢は夢だろう」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:04:16.26 ID:eiQAv43AO
P「おはようございまーす!」

業界人らしいこの挨拶も、ようやく慣れて来たな。あまりテンション高いのはキャラではないが、この挨拶は重要だし、なにより気合が入るからいいのかも知れない

事務員「おはようございます。社長秘書が来たら私の部屋まで来いと黒井社長がおっしゃってましたよ」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 12:11:16.16 ID:j34/c1uOo
期待


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:14:10.37 ID:eiQAv43AO
社長室はこの961ビルでもっとも行きにくい場所だ。何せエレベーターを三つ乗り換えなくてはならない。社長自身は駐車場から直通で行けるらしいが、あそこを使っていいのは社長だけになっている

P「本当なんでこんな作りにしたんだか…」

ようやく社長室に着いた。深呼吸を一度してノックをした
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 12:16:53.12 ID:oXIu2n7no
期待


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 12:20:55.15 ID:eiQAv43AO
P「大変失礼しました。では用件とは?」

黒井「その事だったな。まぁ座れ。セレブな私がセレブなコーヒーを恵んでやろう」

P「はぁ…ありがとうございます」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:23:42.78 ID:eiQAv43AO
黒井「貴様、765プロの高木と会っていたそうじゃないか」

P「!!」

なんでそれを?昨日の今日だぞ…?
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:30:48.48 ID:eiQAv43AO
P「は?」

黒井「何度も言わせるな!このノロマめ!」

P「…つまり、俺はクビって事ですか?」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/18(月) 12:34:21.90 ID:eiQAv43AO
黒井「そして昨日ついに貴様が高木に接触してしまったのでな。急遽予定を変えてすぐに実行に起こそうと考えたのだ」

P「一応聞きますが拒否権は」

黒井「そんなものあると思っているのか」
以下略



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