過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
1- 20
986: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2014/02/01(土) 23:07:50.01 ID:gLjesAt+o

 ピィの困惑するような声。
 しかし周子はまるで気に留めない。

「戦う?なんであたしが?」

「いや……だってお前は、あの男をアーニャ一人で戦わせる気なのか?

人数を増やすのがだめなら……少数精鋭で、戦う方がいいだろう……。

戦えない俺が言えることじゃないかもしれない。

だから無責任にも俺は、周子にも戦力として戦ってほしいと、アーニャを助けてやってほしいと言うんだ。

俺は周子があの隊長に負けず劣らずに強いことを知っているし、一緒に戦ってくれるなら百人力だ。

でも、それに対して周子、お前が戦わない、『アーニャを見捨てる』、そう言ってるようにしか見えない。

アーニャが確実に負けるとは……思わないが、実際お前からはそんな雰囲気を、感じるんだ」

 戦えない者が、戦える者に戦ってほしいというのは、無責任であるが自然だろう。
 できる者が、できない者の分までその責任を負うのは、たびたびあることだ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/828.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice