過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part8
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◆EBFgUqOyPQ
[saga sage]
2014/02/01(土) 23:07:50.01 ID:gLjesAt+o
ピィの困惑するような声。
しかし周子はまるで気に留めない。
「戦う?なんであたしが?」
「いや……だってお前は、あの男をアーニャ一人で戦わせる気なのか?
人数を増やすのがだめなら……少数精鋭で、戦う方がいいだろう……。
戦えない俺が言えることじゃないかもしれない。
だから無責任にも俺は、周子にも戦力として戦ってほしいと、アーニャを助けてやってほしいと言うんだ。
俺は周子があの隊長に負けず劣らずに強いことを知っているし、一緒に戦ってくれるなら百人力だ。
でも、それに対して周子、お前が戦わない、『アーニャを見捨てる』、そう言ってるようにしか見えない。
アーニャが確実に負けるとは……思わないが、実際お前からはそんな雰囲気を、感じるんだ」
戦えない者が、戦える者に戦ってほしいというのは、無責任であるが自然だろう。
できる者が、できない者の分までその責任を負うのは、たびたびあることだ。
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