過去ログ - 【安価】安価ンロンパ:安価で行うオリジナルダンガンロンパ【ダンガンロンパ】2
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869:1 ◆t1HVecfVyk[saga]
2013/12/26(木) 00:14:01.66 ID:QXbxxvHC0
【地院家大門 希望ヶ峰学園在籍時】


九頭竜「これが今回の報酬だ……けどよぉ、いつまで先輩はそんなこと続けるんだ?」

辺古山「これは先輩の生き様……私達にそれを正すことも攻めることも出来ませんよ」

地院家「ま、そういうこった。ウチの連中は皆眩しいからな……」

地院家「我らが女神様の為に、一人くらいは後ろめたいこともしなくちゃならねーんだよ」

俺の希望ヶ峰学園での肩書は、トレーサーだ。

超高校級のトレーサー、それが俺に与えられた肩書だった。

そんな俺が、超高校級の極道である九頭竜に接触している理由は、薄暗いものである。

……俺は、同級生たちを陰から狙おうとする連中を、人知れず潰して回っているからだ。

基本的に、希望ヶ峰学園に肩入れする九頭竜組とは敵対関係の組織が関わっていることが多く、

俺の情報源の多くは九頭竜になっていた。

向こうとしても、敵対組織を潰しまわってくれることに感謝しているらしく、

時折こうやって俺のもとには報酬としてそれなりの額が懐に舞い込んでくる。

九頭竜「先輩は、その金……何に使ってるんだ?」

地院家「……そこには不可侵っていう協定だったはずだがな」

九頭竜「いや、気になるじゃねーか……」

九頭竜「どうして先輩が、極道の尖兵みたいな仕事をこなしているのかってよ」

……気持ちは分からないでもない。

ただ、これはい言うなれば俺にとっての聖戦だ。

仲間達を、彼女を守りぬきたいという俺の欲望からできている聖戦。

辺古山「……ぼっちゃん、それいじょうは踏み込んではいけませんよ」

辺古山「人によって優先したいことは違うものですから」

辺古山「地院家先輩は、何を汚してでも守りたいものがあるのでしょう」

地院家「そうそう、そういうこったな」

辺古山は九頭竜組のヒットマンながら、しっかりとした信念を持っている。

……九頭竜にとって、頼もしい存在となるだろうさ。

いずれ、その信念が別方向に発揮されなければいいんだけどな。

どことなく危なげなく感じてしまうのは仕方のないことだと思う。


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