過去ログ - 長谷川千雨「鳴護アリサ、って知ってるか?」2(ネギま!×とある禁書)
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25:ちさめンデュ ◆nkKJ/9pPTs[saga]
2013/11/25(月) 15:45:17.62 ID:kJeL14I+0
>>24

「もしかして、私の弱点を狙ったのか?」

シャットアウラが口を開く。

「生憎だが、音楽と言うものは未だ理解出来ないが、
その音自体は不快ではない。当てが外れたな」

シャットアウラが言う事は調にとっては丸で意味不明だった。
取り敢えず、目の前に焔がいては攻撃は出来ない。

(地上ではない、宇宙エレベーターですからね。
ヴァイオリンしか使えないのが厳しい所です)
(…そう…そのまま…かかったっ!!…)

焔がカッと目を見開いた、
その時には、空間にぼうっと浮かんだ炎の横でシャットアウラが斜め前方に向けて
ざざっと焔との距離を縮めていた。

「く、ああっ!」

体勢を立て直すのが遅れた焔がシャットアウラの拳法に押される。

「なぜ、今、のがっ…」

ドッ、と、鳩尾への一撃を入れられ、焔が呻いた。

「発火能力か。勘だな。
恐らく本来であれば完全にバーベキューになるタイミングだったのだろう。
だが、私にはお前の目を見て何となく読めた」
「ぐ、っ、瞬時の、筈…」

シャットアウラの組まれた両手が、体を折った焔の背中を一撃した。

シャットアウラが、だっ、と身を交わしその横を衝撃波が通り抜ける。
調とシャットアウラの間で、
衝撃波と能力起爆を受けたレアアースペレットがドンドンドンと爆発し続ける。

「しま、っ!…」

爆煙の中、調が振り返ろうとしたその時には、シャットアウラの手刀が調の首筋に振り抜かれていた。


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