19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/11/20(水) 20:20:55.10 ID:QNqxVs210
…………。
石焼き芋売りの声が、開け放ってある窓から小さく聞こえた。
秋の昼過ぎ、手持ち無沙汰で眠くなる時間。トラブルも火急の案件もないのでのんびりとした時間が流れている。
何となくスマホで明日の天気を確認してみる。雨だそうだ。
ホワイトボードの名前欄の横にはそれぞれの字で「外出」の文字が踊っている。
小鳥さんもちょっとした用事で出ているので事務所には俺一人しかいなかった。
涼「こんにちはー」
訂正、今増えた。
P「おう涼ちゃん」
涼「……こんにちはー!」
P「……おう涼くん。だから睨むのを止めよう。迫力はないけど」
座っていてもそれほど身長差が無いので凄みというか迫力を感じない。
気性とか顔立ちとかも関係してるだろうけど。あまりくりくりっとした目で睨まれても、ねぇ。
P「今日はどうした? 姉ちゃんはいないぞ?」
涼「知ってますよ。知っててきたんです」
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