過去ログ - 八幡「陽乃さん、あなたが苦手です。」
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◆pCAb6WPR/A
[saga ]
2013/11/26(火) 23:15:34.58 ID:FXJ3oVfi0
八幡「陽乃さん!!」ガシッ
陽乃「////やっとあたしと
八幡「あなたは俺にはもったいなさすぎる!!明らかに釣り合いません!!なので俺から身を引かせてください!!」
ガヤガヤ
タシカニツリアワネーヨナー
ヨクワカッテンジャン
場の空気をなんとか変えてやったぜ
陽乃「・・・」ポカーン
よし、何とかなりそうだな。
陽乃「・・・八幡」
八幡「わかってくれましたか、最初からあり得ない話だったんですよ。」
バチン!
え?ビンタ?なんで?
陽乃「バカなこと言わないの!!釣り合う合わないなんかまわりが勝手にいうことでしょ!?
あたしは最初からまわりなんか気にせずに八幡に近づいたのに!!」
八幡「え?」
陽乃「どうして・・・そんな建前だけで逃げるのよ・・・」ポロポロ
陽乃さんが泣いた・・・
陽乃「普段の仮面のことなら謝るから!だから八幡だけはそんなこと言わないで!!」グスッグスッ
八幡「・・・すみません、そんなつもりは」オロオロ
陽乃「グスッ・・・ヒック・・・」
八幡「泣かないでください」オロオロ
陽乃「じゃあ、グスッ・・・頭撫でて?・・・ヒック・・・泣き止むまで・・・グスッ」
俺は、今までとんでもない勘違いをしていたのかも知れない。
八幡「・・・」ナデナデ
頭はキレる、仮面は分厚い、目的のための手段は選ばない。
だけど普通の・・・普通ではないが、なんにせよちゃんと女の子だったのだ。
人並みに恋をした野郎ってのがたまたま俺だったのだ。
策略はあるが、単に恋の競争相手に焦ってあんな真似をしたのだろう。
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