156: ◆gIYX1xRWqRqj
2013/11/28(木) 21:20:17.87 ID:HRcdZyyuo
投下したいと思います。
157: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:21:03.41 ID:HRcdZyyuo
部屋へ戻れば、もう朝餉の仕度は終わっていた。
座布団に座れば、目の前には膳が置かれ、椀に白米、長方形の陶器には焼き魚が置かれている。
味噌汁に漬物、海苔、温泉卵。非常に健康的な朝の食事である。
いただきますと呟いて手をつける。
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2013/11/28(木) 21:21:12.01 ID:sVNcJOfW0
最悪の終わり方って出てても、八幡の主観でのと>>1の明言(つまり客観的に誰が見ても最悪)じゃ違うかも知れんからな
ま、それはそれとしてこれを楽しもうぜ
159: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:21:41.47 ID:HRcdZyyuo
白米に味噌汁の組み合わせは磐石のものであるが、焼き魚と白米というのも良い。
しっかりとした身をほぐして、口に入れる。
醤油で味付けしているようで、香ばしい風味が口に広がる。
続けて白米を食べれば、絡まりあって甘味と辛味がより引き立つ。
160: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:22:33.11 ID:HRcdZyyuo
海苔を白米の上に乗せ、そのまま包むようにつまんで食べる。
磯の味わいが白米の熱気に煽られ嗅覚と味覚を楽しませる。
温泉卵を啜れば、出汁で軽く味付けされた控えめな旨みがまろやかさに調和する。
味噌汁を飲む。
161: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:23:12.16 ID:HRcdZyyuo
朝食を済ませ、宿を発つ仕度に入る。
とは言え、来た時と何も変わらない。
衣服を来て、鞄を肩にかける。
スマートフォンと財布をポケットに入れれば、それで終いだ。
162: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:24:05.06 ID:HRcdZyyuo
駅に向かう緩やかな坂の、その途中の土産屋を何店か訪れる。
まんじゅうからせんべいからキーホルダーまで、様々な特産品が雑多に置かれている。
とりあえず友人たちの注文通りの品を見繕う。
あんこ入りのまんじゅうとロールケーキ、クッキー。
163: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:25:10.54 ID:HRcdZyyuo
不良娘には36個入のまんじゅうを2箱用意する。
大家族でみな食べ盛りの可愛らしい子達だ。
いくつあっても足りはすまい。
弟の方には帰りのコンビニで適当にマニアックな成人誌を買っておくことにしよう。
164: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:25:38.31 ID:HRcdZyyuo
肥満児には注文通りにカスタードクリーム入のまんじゅうを1箱と、適当にキーホルダーを買っておく。
まんじゅうは1番容量の少ない、小さな箱を買う。
迂闊に食い物を買い与えてやると、ますます巨大化する。
傍から見ている分には構わないのだが、なんだかんだと行動を共にすることもあり、時折心配になるからだ。
165: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:26:13.18 ID:HRcdZyyuo
元恩師には注文のとおり、せんべいと塩辛を買ってやる。
後はサービスで、美白効果のある温泉の素パックも追加する。
見た目は相変わらず美貌の女教師なのだが、本人はどうも最近肌を気にしているようである。
どうにも神経質なように思うが、当人も必死なのだろう。
166: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/28(木) 21:26:53.38 ID:HRcdZyyuo
腹黒女は最早どうでも良い。
成人誌を買うがてら、携帯用の将棋でも買ってやろう。
そう思っていると、面白いものを見つけた。
手にとってしげしげと眺める。
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