22: ◆gIYX1xRWqRqj[saga]
2013/11/22(金) 17:39:07.45 ID:/SL6zkYoo
中に入ればやはり変哲のないごく普通のめし処で、いくつかの机に椅子があり、客の入りもそこそこのようであった。
店の奥の厨房には初老の男性が調理をしているのが見えた。
そのうちに男性と同じ年くらいの、おそらくは伴侶であろう女性に案内を受け、椅子に座る。
角ばった木製の椅子で、臀部に座布団が敷いてあるだけのものだから、座り心地は良いものではない。
それでも心地を落ち着けると、氷水の入ったコップが静かに置かれる。
とりあえず一口喉に流し込み、八幡は机に置かれている品書きを見た。丼もの、汁もの、そばにうどん類。
色々あるが、見事に定番の品だけで構成されており、ある種の洗練された美さえ感じられた。
飲み物も同様で、ソフトドリンクやビール、酒を扱っている。
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