過去ログ - 美希「追憶のサンドグラス」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/11/22(金) 14:53:23.18 ID:hwnHy6M00
 それから、映像の中の千早さんは柔らかく微笑み。



 「美希。貴女は、私を好きでいてくれているようだけど、私を目指すなんてことはやめなさい。
  貴女は貴女のままでいることが、一番魅力的で素敵だわ。
  いつまでも自分の気持ちに嘘をつかない、まっすぐな貴女が私は好きよ?
 これから、もっと素敵な貴女になってね?」



 私が、一番欲しかった言葉をくれたのだった。

 溢れる涙を拭くこともせず、ポケットで震える携帯電話を取り出す。その着信の正体は、事務所のみんなからの誕生日おめでとうメールだった。


 奇しくも今日は11月23日。
 ビデオの中の日付は1年前の今日。
 この日私は、千早さんから最高の誕生日プレゼントを受け取り、彼女と同い年になったのであった。


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