21: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/11/25(月) 16:11:40.65 ID:s8BdBuhd0
シンジが何故、猫の着ぐるみを着て登校する様になったかと言えば、それは真希波・マリ・イラストリアスに起因する。
約一ヶ月前に、渚カヲルと共にシンジの通う学校へと転校してきたこの少女は、自己紹介が終わると真っ先にシンジの元へ元気よく駆けつけた。
「ワンコ君、久しぶりー。会いたかったよー」
そう言ってシンジに抱きつき、マリはシンジの耳元に口を寄せた。
「君……相変わらずいい匂い……。LCLの匂い……」
そう言って、マリは休み時間中ずっとシンジの首元あたりをクンカクンカ、ハスハスしていた。
ひたすらクンカクンカ、ハスハスしていた。
うっとりとした顔つきでクンカクンカ、ハスハスしていた。
豊満な胸を揺らしてクンカクンカ、ハスハスしていた。
甘い吐息をシンジにかけつつクンカクンカ、ハスハスしていた。
たまに舌を出して、シンジの首元に触れるか触れないかの距離まで伸ばしクンカクンカ、ハスハスしていた。
食べたいな……と微かに囁きながらクンカクンカ、ハスハスしていた。
「あの……何を…?//」ドキドキ
シンジが尋ねるとマリは答えた。
「レバー」
シンジはそれ以上何も聞かなかった。
聞きたくなかった。
レバー臭い少年は悲しみの中で勃起していた。
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