51: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2013/12/01(日) 11:11:12.96 ID:d2qiH6t20
その日、ケンスケは後ろの処女を失った。
その三十分後、口の処女も失った。
その二時間後には、童貞も卒業した。
「僕は、その日の内に三階級特進したんだ」
夏休み明け、ケンスケは嬉しそうにその時の事をシンジとトウジに語った。
シンジは涙ぐんだ。
トウジも涙ぐんだ。
頬を伝う涙にどんな意味があったかは二人にはわからない。
ただ、ただ、彼ら二人は涙した。
涙が止まらなかった。
訳もわからず、彼ら二人は泣いた。
ケンスケは幸せそうに笑っていた。
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