12: ◆4Yhl5ydrxE
2013/11/22(金) 23:41:35.47 ID:mRLWtmhc0
喪黒「まったくこんな奇想天外、摩訶不思議なコミックがよく描けるもんだなあ! と読む度に感心しております。そしてつくづく<60年前手塚先生によって開拓された日本のコミックが今、すごく進化しているのだ!>と感動しているのですよ」
露伴「は、はは……それは有難いな。正直な話をすれば、僕にも心の隙間はある。若い時から変わらずにね。だが、そんな嬉しいセリフを言ってくれれば簡単に埋まる程度の隙間だ。……まさかとは思うが、これであんたとの契約が結ばれたりするなら、とんだ押し売りをされることになるな」
喪黒「ホッホッホ、岸辺先生に私の仕事を良く知って頂いている様で光栄です。せっかく私を訪ねて頂いたのですから、行き付けのバーで一杯やりませんか。大ファンの先生と向き合ってお酒を頂ける機会なんて、そう滅多にあるものじゃありません」
露伴「……ああ、いいぜ。実際、ここで逃げるのが賢い選択なんだろうが……本音を言えば、あの喪黒福造が目の前にいる。そう来れば、腰を据えて取材するしかないだろう」
喪黒「ホッホッホ、それじゃ行きましょう」
露伴「バーに着くまで黙ったままってのもつまらないから聞かせてもらうとしよう。率直に聞くが、あんたは一体何者なんだ」
喪黒「これまたストレートな質問ですねえ。しがないセールスマンですよ、なんて答えは期待されていないのがよく判る質問です」
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